2007年06月21日
フライング・ホース

フライング・ホースの背中には翼がありません。見えないだけで、実はすんごいちっちゃいのついてるかもしれませんが、それじゃ意味ないですし、そもそも500キロもある馬に翼をつけたところで、航空力学的に飛ぶのは不可能といわれています。
重いと翼を大きくしなければならず、翼が大きいとその巨大な翼を動かす筋肉を増やさなければならず、そうすると増えた筋肉の重量分さらには翼を大きくしなければならず、、、きりがないのです。他にも骨の強度とか色々問題があるでしょうし。
って、元から翼がないので考える必要もないのですが。
ちなみに現在見つかっている最大の翼竜、ケツァルコアトルスは翼開長が小型飛行機並みの12メートルもありましたが、それでさえ体重は僅かに50キロからせいぜい100キロ程度といわれています。
とはえい、翼はないより、やっぱりあったほうがいいような気がします。一応、「あー、やっぱ翼で飛んでんだ」みたいな感じがしますし。
馬に翼があっても飛べないと思いますが、翼がないのでさらに飛べないはずのフライング・ホース、いったいどうやって飛んでいるのでしょうか?