2009年03月21日

アノ時の

臨月に入った、ある奥さんが電車に乗った時の出来事。

上品な紳士に席を譲られ、お礼を言って座りました。その紳士が下車する一瞬、紳士の着るスーツの襟に付いた、見覚えのある社章に気付きました。

「主人と同じ会社だ」

帰宅したご主人に事の顛末を話しました。

奥さんから聞いた背格好から推定し調べた結果、顔見知りの、別の課の課長さんである事が判りました。

課長さんは「ああ、君の奥さんだったのか。こんな事もあるんだねぇ」と言い、
この偶然について驚いていたそうです。

3ヶ月後。

課長さんの自宅に、奥さんの名前で一通のハガキが届きました。

赤ちゃんの写真が印刷され、その横にはこう書き添えられていました。


「その節は、ありがとうございました。この子は、あの時の子供です」


その日、課長さんの家は、大変な修羅場と化したそうです。


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Posted by ドケット at 12:06│Comments(1)都市伝説
この記事へのコメント
(*≧m≦*)ププッ
最近、笑いとる記事が多くありません?

でも、これも違う意味で怖くていいです~♪
Posted by *(アスタリスク) at 2009年03月21日 12:13
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