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2008年08月31日

無限地獄

Bが高校生だった頃、住んでたマンションのエレベータには幽霊が出るという噂が流れたそうです。


なぜそんな噂が流れたのかというと、あまりにも霊の目撃者や怪奇現象を体験した人が多過ぎたから。


マンションの住人はみなそれぞれ恐ろしい体験をしていたのですが、最初は気のせいだと他人に話すのも気が引けると各個人で口を噤んでいたのですが、ひとたび世間話が始まると
「あなたもですか?」
「わたしもです」
といったように多くの住人が同じような体験をしていることを打明け始めたのです。


突然エレベータが止まったかと思うと、エレベーターの天井になにかが落ちる音が聞こえたり、電気が物凄い速さで点滅を繰り返したり、中にはドアが開いた瞬間に自分以外だれもいない中から誰かが勢い良く出ていったり、とりあえず尋常なエレベーターではなく、しだいに利用する住人も減っていき、多くの住人は階段を利用するようになりました。


しかし、心霊写真など糞くらえだったBは自分の家が7階にあったこともあってエレベーターを利用していました。
そんな彼にもついにとんでもない目に会う日がやってきたのです。









いつものように部活動を終え帰宅しようとエレベーターに乗りこんだB、心霊現象の云々などという戯言はとっくに頭の隅から消え去っていました。そんな中エレベーターのドアは閉まり友人を乗せて7階を目指します。


何をするでもなくぼーっとつっ立っていた彼の視界に異様なものが映りました。



































ちょうど目線の先に何かが垂れ下がっているのです。
良く見るとそれは長い髪の毛で、目で辿っていくとそれはどうやら天井の換気扇から垂れ下がっていました。







さすがにこれには平常心を失ってひきつってしまった彼をさらなる恐怖が襲います。










天井から女の死体がまるで生き物のように這い出してきて次の瞬間にはBの目の前に顔を突き出しました。



その顔は歪んでいて眼球は無く顎が捻れてひん曲がっていましたが、口元は嬉しそうに笑っていたそうです。





彼は恐怖のあまり凍りついて動けなくなりました。そうしている間も女はエレベーター内の壁を物凄い勢いで這いずり回っていたそうです。






エレベーターが7階についてドアが開くと、それと同時にその女は勢いよく外に飛び出しそのまま回廊の手すりを乗り越えてそのまま落ちていくように消えてしまいました。




































友Bは後日、女は飛び降り自殺を、建物が無くならない限り永遠に繰り返すのだとということを悟ったようです。
  


Posted by ドケット at 13:26Comments(0)怪奇 心霊

2008年08月29日

ひき肉

スーパーで働いていたTさんは毎日遅くまで仕事のシフトだった、別に金が無い訳でもなく理由があった。



5時からスーパーのレジに入るYさんの事が好きだったからだ。









彼女は何でこんな安い給料のスーパーで働いてるのかと思うぐらい美人だった。美人とゆうか可愛い感じ。
ちなみにバツイチ。







Tさんは毎日帰りにレジ締めする前に沢山の買い物をしてYさんのレジに並ぶのが日課だった。結構仲良くやってたらしい。








でもある日Yさんはスーパーの誰かと結婚して辞めてしまった。






Tさんは凄い落ち込んだ。








もう遅くまで働く意味も無く完全に抜け殻状態になった。仕事を辞める決心をして最後の日。









彼女がいつもいたレジには男の店員がいた。うっすら目が血走った頬骨の出た男。









普通レジの店員なんか見たりしないけどその気持ち悪い顔に思わず見入ってしまった。







Tさんが買った270円の挽き肉を見てその男はヤニで色のついた歯をニュっと出して言った。






































































『Yはあなたの事が好きだったらしいですよ。お返しします』

挽き肉のパックには小さな指輪が光っていた。
  


Posted by ドケット at 14:01Comments(0)都市伝説

2008年08月27日

神隠しの森

ベルギーに神隠しの森と呼ばれている場所がある。








そこへいくと必ず人が消えてしまうということで現地の人間は怖がって決して近寄ろうとしない。















ある日本人の学生グループが旅行中遊び半分でその森に立ち寄った時の事。












森に入り記念撮影を済ませて出てくると念のためお互い確認し合い誰もいなくなっていないと安心した。

















しかし宿に戻ると奇妙な事に気づく。


















バックが一つ多いのだ。





















用心のために一まとめにしてホテルのカウンターに預けてきたのだが日本製のバックが一つあまってしまった。





























一体誰のバックだったのだろうか…
  


Posted by ドケット at 02:41Comments(0)都市伝説

2008年08月25日

謎のおばさん

かなり前の話


その時Tは結婚したての20代後半で丁度妻が今日か、明日には子供が生まれる状態だった




いつも朝は会社に行くために北千住発日比谷線に乗るのが習慣だった


忘れもしない3月20日その日もいつもと変わりなく北千住発日比谷線を乗ろうとした。しかし乗る寸前でTの右手がすごい力で引っ張られた


よく見ると60歳ぐらいの知らないおばさんだった


「何するんですか、電車に乗れないじゃないですか」
























とおばさんの手をはずそうとするもどんだけ力入れてもはずれない
おばさんは無口だ。















結局、ドアは閉まってしまい電車は出発してしまった









Tはめちゃくちゃムカついて
「何するんだクソババア、お前のせいで乗れなかっただろ」
と大声で怒鳴った。するといままで無口だったおばさんが・・





























「あの電車に乗ってはいけない、子供の顔を見たいんじゃろ?」


と口走り手をはずしたと思いきやそのまま人ごみの中に消えて言った






Tは、おかしい人だなと思ったが一つふに落ちないことがあるのに気がついた。
なんで、あのおばさんTの子供が近々生まれること知ってたんだ?







その後、急に気分が悪くなり頭痛も酷かったので会社にTELして休ませてもらった。









家に戻ってから夕方ごろまで寝ていた






そして起きてTVを付けたらびっくりした







地下鉄に●●●がまかれたというニュースで、Tが乗ろうとしてた北千住発日比谷線のその対処になっていた







もし、あのとき乗っていたらと思うとぞっとした








その出来事を妻に話したが信じてもらえなかった






Tの夢を見たのだと自分で思い忘れようとした







その夜に赤ちゃんは生まれた









でも、助けてくれたおばさんに礼が言いたい気持ちはあったので、また会えないかと毎日駅内を見渡すようにした
しかし、今現在も会えていない状態である
あのおばさんは何者だったんだろ?
  


Posted by ドケット at 12:16Comments(0)怪奇 心霊

2008年08月23日

かくしごと

タイに留学した男がいた。環境になれない時に、優しくしてくれたタイ人女性と恋に墜ちた。日本に彼女がいるのに。



悪いとは思いながら。



けど帰国が近付き、告白する事にした。(ごめん、実は隠してた事があるんだ、俺彼女いるんだ。本当にごめん。)するとタイ人女性は(悲しいわ、けど実は私も隠してた事があるんだ。)



(なんだい?お互い様だ、言ってくれ)





















すると、(そうだよね、実は私男なの。。)
タイではよくある事だ。
  


Posted by ドケット at 13:25Comments(0)都市伝説

2008年08月21日

生まれ変わり

子供が欲しくてもなかなか出来ずにいた夫婦に、念願の男の子が生まれた。その夫婦は当然のように子供を溺愛し大切に育てていた。しかし子供が6才になった時、海の事故で子供が溺死してしまったそうです。




その夫婦は、『この子が生れ変って再びこの世に生を受けたら自分たちの元に来て欲しい』との願いを込めて、子供の亡骸の足の裏に名前・住所・電話番号を書いて、送ったそうです。





そして数年後、夫婦のもとに一本の電話が・・・その電話は、数年前に亡くした子供が生れ変ったことを知らせるものだったそうです。





電話の主は、他県の人でまったく面識のない人でその人の話では、数年前に生まれた子供の足の裏に生まれつきアザがあり成長とともにアザが人の書いた文字の様に見え、怖くなって霊能者に相談したところ住所と電話番号が書いてあることが判明し、連絡してきたそうです。





話をしてくれたお坊さんの友人の檀家の方で、実話だと言っていました。今でも両家は、交流があるそうです。
  


Posted by ドケット at 12:44Comments(1)怪奇 心霊

2008年08月19日

露店

ある若い夫婦が、露店をめぐっていた。



これは毎年、新盆前に立つ市で、仏様に供える色とりどりのお菓子を売る店がいくつか並ぶというものである。



時間は夜。



店の上には電線があり、そこから電球が一定の感覚で並んで、垂れ下がっている。



そのオレンジ色の光に、お菓子の色がよく映えた。



「きれいね…」と、妻は見とれている。



特に仏様用に買おうという気持ちはなく、多分に冷やかしだった。



だが、もちろん売り手の親爺の声は愛想がいい。



「よっ!お嬢さん!安くしとくよ」



そう言いながらも、小さなスコップで菓子をすくい、ビニール袋に入れる。



それをハカリに乗せて、値段を客に告げる。



「半端な分はサービスだよっ!」



妻はそんな様子を尻目に、お菓子を眺めていた。



すると夫が、



「ちょっと俺、先、車に戻ってるわ」



「えっ?何で?」



夫の急な態度に思わず聞き変えす妻。



しかし夫は、



「うん…おまえもすぐ来いよ!」



と、あいまいに返事してきびすを返すと、人込みの中に入っていってしまった。



妻はそれからしばらくお菓子を見て、車に戻った。



夫はタバコをふかしながら音楽を聞いている。



「ちょっとぉ!何で先に帰っちゃうの?」



と、ふくれた顔で言って夫の顔を見ると、こわばっていた。



「何?怒ってるの?」



「いや…違うんだ…」



「じゃあ、どうして…?」



「あのな、よく聞けよ」夫は正面を見る。




「おまえがお菓子見てた店でさ…
小さい子供の顔がたくさん浮かんでたんだよ。そいつらがな…みんな…







いいなあ…欲しいなあ…って口々に言いながら、お前の背後にまとわりついてたんだよ・・・」


  


Posted by ドケット at 14:27Comments(0)都市伝説