2009年05月27日
赤いもの
ある男性がホテルに泊まったときのことである。そこは仕事で訪れた見知らぬ土地であり、翌日も仕事があったため早々に床へついたそうです。
その夜、男性は息苦しくて目が覚めました。目を開けると目の前に枕がある。
『あぁ、そうか。知らない間にうつぶせになってたんだな。』
そう思い、目を閉じて再び仰向けになったそうです。すると、何かおかしい。妙な圧迫感を感じて体が動かない。なんだか顔が生暖かい。
『うわ、なんだ!?』と思って目を開けると、すぐ近くに赤いものが見える。
『何だろう?』それは、あまりに近くだったため最初はなんなのかわかりませんでした。しかし、目が慣れた瞬間、『これは人の唇だ!』と気付きました。
『ということは、誰かが俺のすぐ目の前で俺を覗き込んでるんだ!』
そう思ったとたん、その唇は白い歯を見せてニィィと笑ったそうです。男性はそのまま朝まで気を失っていたとか。
その夜、男性は息苦しくて目が覚めました。目を開けると目の前に枕がある。
『あぁ、そうか。知らない間にうつぶせになってたんだな。』
そう思い、目を閉じて再び仰向けになったそうです。すると、何かおかしい。妙な圧迫感を感じて体が動かない。なんだか顔が生暖かい。
『うわ、なんだ!?』と思って目を開けると、すぐ近くに赤いものが見える。
『何だろう?』それは、あまりに近くだったため最初はなんなのかわかりませんでした。しかし、目が慣れた瞬間、『これは人の唇だ!』と気付きました。
『ということは、誰かが俺のすぐ目の前で俺を覗き込んでるんだ!』
そう思ったとたん、その唇は白い歯を見せてニィィと笑ったそうです。男性はそのまま朝まで気を失っていたとか。
2009年05月23日
なぞなぞ
あるところに若いトラック運転手の男がいました。
男はよく働き、仕事が夜になることも多かったのでした。
会社に戻った日、男は同僚から奇妙な噂話を聞きました。
その話の内容はこういったものでした。
「○○県に向かう峠を夜に通ると、女の子の幽霊がでるそうだ。その女の子の霊は助手席に現れ、運転手に問題をかけてくる。答えられなければ運転手は殺される。問題はついつい間違えてしまうようなものを出してくる。友人の友人に聞いた」
といったものでした。
男は同僚の話を単なる都市伝説の類だと馬鹿にして、この話を信じようとしませんでした。
何日かして、男に○○県に向かう仕事が回って来ました。
しかも、他の仕事もこなさなければならない為、向かう時間はどうしても夜になりそうでした。
案の定、○○県へ向かうのは夜になってしまい、男は例の峠に差し掛かっていました。
しばらく走っていると、男は突然全身に鳥肌が立ってしまいました。
前の道を見ていた視界の中に異常なものが見えてしまったからです。
自分の隣、つまり助手席に女の子が座っている……! しかもこちらをじーっと見つめている!
男は恐怖にかられ助手席を見ることができませんでした。
すると、「ねぇ……」という小さな声が男の耳に聞こえてきました。
男はもう泣きそうになりながら「な……何?」と答えました。
「遊んでくれる?」
と女の子は聞いてきます。怖い……! 怖い!
男は言われるがままについ、「い、い、いいよ」と答えてしまいました。
女の子はクスクスと笑うと「じゃあ、なぞなぞね? 間違えたらだめだよ?」と言いました。
男は、しまった! と思ったのですが時既に遅かったのでした。
「りんごとバナナとスイカを載せたトラックが、ある山道を走っていました。やがてカーブに差し掛かりました。さて、何を落としてしまったでしょうか?」
男は振るえながらも内心助かったと思いました。なぜならこの問題を聞いたことがあったからです。
男は「ス、スピード!」と答えましたが、女の子はこう言いました。
「ふふ、残念ハズレでーす。正解はねえ
“いのち”だよ……」
男はよく働き、仕事が夜になることも多かったのでした。
会社に戻った日、男は同僚から奇妙な噂話を聞きました。
その話の内容はこういったものでした。
「○○県に向かう峠を夜に通ると、女の子の幽霊がでるそうだ。その女の子の霊は助手席に現れ、運転手に問題をかけてくる。答えられなければ運転手は殺される。問題はついつい間違えてしまうようなものを出してくる。友人の友人に聞いた」
といったものでした。
男は同僚の話を単なる都市伝説の類だと馬鹿にして、この話を信じようとしませんでした。
何日かして、男に○○県に向かう仕事が回って来ました。
しかも、他の仕事もこなさなければならない為、向かう時間はどうしても夜になりそうでした。
案の定、○○県へ向かうのは夜になってしまい、男は例の峠に差し掛かっていました。
しばらく走っていると、男は突然全身に鳥肌が立ってしまいました。
前の道を見ていた視界の中に異常なものが見えてしまったからです。
自分の隣、つまり助手席に女の子が座っている……! しかもこちらをじーっと見つめている!
男は恐怖にかられ助手席を見ることができませんでした。
すると、「ねぇ……」という小さな声が男の耳に聞こえてきました。
男はもう泣きそうになりながら「な……何?」と答えました。
「遊んでくれる?」
と女の子は聞いてきます。怖い……! 怖い!
男は言われるがままについ、「い、い、いいよ」と答えてしまいました。
女の子はクスクスと笑うと「じゃあ、なぞなぞね? 間違えたらだめだよ?」と言いました。
男は、しまった! と思ったのですが時既に遅かったのでした。
「りんごとバナナとスイカを載せたトラックが、ある山道を走っていました。やがてカーブに差し掛かりました。さて、何を落としてしまったでしょうか?」
男は振るえながらも内心助かったと思いました。なぜならこの問題を聞いたことがあったからです。
男は「ス、スピード!」と答えましたが、女の子はこう言いました。
「ふふ、残念ハズレでーす。正解はねえ
“いのち”だよ……」
2009年05月18日
どちらが幸せ
哲学の教授が学生に質問した。
「ここに一〇万ドル持っている男と、八人の子持ちの男がいたとする。この二人のうち、どちらが幸せだと思うかね」
学生のひとりが答えた。
「八人の子持ちのほうです」
「なぜかね」
「なぜなら」
学生は答えた。
「子持ちの男のほうは、もうこれ以上欲しいとは思っていないでしょうから」
「ここに一〇万ドル持っている男と、八人の子持ちの男がいたとする。この二人のうち、どちらが幸せだと思うかね」
学生のひとりが答えた。
「八人の子持ちのほうです」
「なぜかね」
「なぜなら」
学生は答えた。
「子持ちの男のほうは、もうこれ以上欲しいとは思っていないでしょうから」
2009年05月09日
幻の白い館
Aさんがある夜夢を見ました。
田舎の美しい緑に囲まれた、白ぬりの小さい家がみえる。Aさんは家へ向かう小道を歩いていた。
Aさんは玄関につくと、呼び鈴を押した。ほどなくして、白髪の老人が顔を出した。Aさんが老人に話しかけようとしたところで目を覚ました。
夢とは思えないくらい鮮やかで、しかも、三晩まったく同じ夢を見た。
週末Aさんは田舎の友人の家に遊びに行った。途中始めてくる場所にも関わらず、見覚えがある風景が続いている。
『夢のあの風景だ!』
Aさんは夢の通りに歩いていくと、夢と全く同じ白い館がありました。
喜び玄関の呼び鈴を押すと、中から夢と同じ老人が現れた。
『この家は空き家ですか?』
すると、老人は、『そうですよ。しかし、あまりおすすめはできませんな』
『どうして?』
『この家には幽霊がでるんでね』
『幽霊ってどんな幽霊です?』
『あなたの幽霊がでるんですよ!』
そういうと、老人はそっとドアを閉めた。
田舎の美しい緑に囲まれた、白ぬりの小さい家がみえる。Aさんは家へ向かう小道を歩いていた。
Aさんは玄関につくと、呼び鈴を押した。ほどなくして、白髪の老人が顔を出した。Aさんが老人に話しかけようとしたところで目を覚ました。
夢とは思えないくらい鮮やかで、しかも、三晩まったく同じ夢を見た。
週末Aさんは田舎の友人の家に遊びに行った。途中始めてくる場所にも関わらず、見覚えがある風景が続いている。
『夢のあの風景だ!』
Aさんは夢の通りに歩いていくと、夢と全く同じ白い館がありました。
喜び玄関の呼び鈴を押すと、中から夢と同じ老人が現れた。
『この家は空き家ですか?』
すると、老人は、『そうですよ。しかし、あまりおすすめはできませんな』
『どうして?』
『この家には幽霊がでるんでね』
『幽霊ってどんな幽霊です?』
『あなたの幽霊がでるんですよ!』
そういうと、老人はそっとドアを閉めた。
2009年05月07日
踏み切りの女の子
ある女性が踏切を渡ろうとするとサイレンがなり遮断機が下りた。その女性は素直に電車が通過するのを待とうと思ったが一人の女子中学生が無謀にも遮断機をくぐり電車が来る前に急いで渡ろうとした。
サイレンが鳴ってから電車が来るまでは結構時間があるため余裕の表情で歩き出したが途中で線路の隙間に足が挟まり、身動きが取れなくなってしまった。
女子中学生はかなり焦った様子でもがいていたがなかなか脱出できない。電車が近づいて来ているため助けにも行けずついに…
中学生の女の子は、『死にたくないよ~』と絶叫し、女性はとっさに目を背けた。
女性は恐る恐る目を開けるが電車は何事もなかったように通過していった。さっきまで線路でもがいていた女の子の姿はなく、電車にはねられたような形跡も見当たらない。
ふと女性が線路脇の方に目をやるとそこには花と線香とお菓子とぬいぐるみが備えられていた。
女性が見たのはきっとこの踏み切りで亡くなった女の子の霊だったのだろう…
サイレンが鳴ってから電車が来るまでは結構時間があるため余裕の表情で歩き出したが途中で線路の隙間に足が挟まり、身動きが取れなくなってしまった。
女子中学生はかなり焦った様子でもがいていたがなかなか脱出できない。電車が近づいて来ているため助けにも行けずついに…
中学生の女の子は、『死にたくないよ~』と絶叫し、女性はとっさに目を背けた。
女性は恐る恐る目を開けるが電車は何事もなかったように通過していった。さっきまで線路でもがいていた女の子の姿はなく、電車にはねられたような形跡も見当たらない。
ふと女性が線路脇の方に目をやるとそこには花と線香とお菓子とぬいぐるみが備えられていた。
女性が見たのはきっとこの踏み切りで亡くなった女の子の霊だったのだろう…
2009年05月05日
2009年05月02日
チョコ
男A:
「今年、社内で誰が一番バレンタインチョコを貰ったか知ってるか?」
男B:
「女性社員に人気のある営業の木村君だろ?」
男A:
「それが、うちの部長なんだ」
男B:
「社内一嫌われ者の部長がなぜ??」
男A:
「糖尿病だからだよ」
「今年、社内で誰が一番バレンタインチョコを貰ったか知ってるか?」
男B:
「女性社員に人気のある営業の木村君だろ?」
男A:
「それが、うちの部長なんだ」
男B:
「社内一嫌われ者の部長がなぜ??」
男A:
「糖尿病だからだよ」