2008年05月06日
ノック
ある大学生が上京するためのアパートを探していた。
なるべく安い家賃のアパートがよかったため、不動産屋にまずそのことを
伝えると、従業員はすぐに驚くほどの格安のアパートを紹介してきた。
しかしあまりに部屋の大きさや立地条件と比べて家賃が安いので、
何か欠陥でもあるのだろうと思い、紹介されたアパートを見に行ったが
特にこれといった欠陥は見当たらない。
あと考えられる事はいわゆる「曰くつき」というやつだろう、
そう思いはしたがとにかく自分の希望にぴったりなアパートだったので
入居することにした。
引越ししてきたその夜、眠ろうとベットに入ると「コンコン」と玄関を
ノックする音がした。ドアホンが付いているのにおかしいと思いながらも
玄関を開けると、誰もいない。
気のせいかと思い再びベットに入るとすぐにまた「コンコン」とたたく音。
もう一度玄関を開けるがやっぱり誰もいない。
またベットに戻ると、またしても「コンコン」という音。
しかも最初より大きな音になっている気がする。
何度も繰り返される行為にこれがあの値段の理由かと思い、
無視をして眠ることにした。
するとそのノック音はどんどん大きくなってしまいにはドアを叩き
壊すかのような激しい音になった。
次の日すぐに不動産屋を問い詰めると、前にあのアパートで火事があって、
あの部屋に住んでいた女の人が焼け死んだという話を聞いた。
つまりあれは外からのノックではなく、中にいた彼女が必死に外に出ようと
していた音だったのだ。
なるべく安い家賃のアパートがよかったため、不動産屋にまずそのことを
伝えると、従業員はすぐに驚くほどの格安のアパートを紹介してきた。
しかしあまりに部屋の大きさや立地条件と比べて家賃が安いので、
何か欠陥でもあるのだろうと思い、紹介されたアパートを見に行ったが
特にこれといった欠陥は見当たらない。
あと考えられる事はいわゆる「曰くつき」というやつだろう、
そう思いはしたがとにかく自分の希望にぴったりなアパートだったので
入居することにした。
引越ししてきたその夜、眠ろうとベットに入ると「コンコン」と玄関を
ノックする音がした。ドアホンが付いているのにおかしいと思いながらも
玄関を開けると、誰もいない。
気のせいかと思い再びベットに入るとすぐにまた「コンコン」とたたく音。
もう一度玄関を開けるがやっぱり誰もいない。
またベットに戻ると、またしても「コンコン」という音。
しかも最初より大きな音になっている気がする。
何度も繰り返される行為にこれがあの値段の理由かと思い、
無視をして眠ることにした。
するとそのノック音はどんどん大きくなってしまいにはドアを叩き
壊すかのような激しい音になった。
次の日すぐに不動産屋を問い詰めると、前にあのアパートで火事があって、
あの部屋に住んでいた女の人が焼け死んだという話を聞いた。
つまりあれは外からのノックではなく、中にいた彼女が必死に外に出ようと
していた音だったのだ。
2008年05月05日
マムシの祟り
とある山でおきた話。
あるおじさんは犬を連れていつものように散歩をしていた。
すると大きなマムシが一匹、前を通り過ぎた。
それを見た、おじさんと一緒の犬はマムシにとびつき噛みついた。
マムシは驚いてすぐに逃げたが、おじさんは何か嫌な予感がしていた・・・・
次の日餌をもって小屋に行くと、何故か犬がいない。
おじさんは必死になってさがすと、少し離れたところで何百匹ものマムシにぐるぐる巻きにされた犬が見つかったらしい。
あるおじさんは犬を連れていつものように散歩をしていた。
すると大きなマムシが一匹、前を通り過ぎた。
それを見た、おじさんと一緒の犬はマムシにとびつき噛みついた。
マムシは驚いてすぐに逃げたが、おじさんは何か嫌な予感がしていた・・・・
次の日餌をもって小屋に行くと、何故か犬がいない。
おじさんは必死になってさがすと、少し離れたところで何百匹ものマムシにぐるぐる巻きにされた犬が見つかったらしい。
2008年05月04日
押入れに・・・
ある20代の女性がアパートに住んでいた。
だがいつのころからか夜中に閉めたはずの寝室のドア
が開いているようになった。
女性は気味が悪くなって夜中に試しに起きていた。
すると夜中の2時ごろに突然スーッと押入れの戸が開く音がした。飛び起きてみると押入れの戸のの隙間から男の目が覗いていた。
悲鳴を上げて部屋を飛び出すと後ろから髪をひっぱられた。女性はそれを振り切って近くの交番に駆け込み、事情説明して数人の警察官と一緒にアパートに戻った。
その時すでに男の姿はなく、押入れから大量のゴミと汚れた服が出てきた。
警察官は「この様子だと最低でも2週間は住んでいましたね。君、早くここを引越しなさい。」と言った。
その後女性は管理人付き完全オートロックのマンションに引っ越した。
だがいつのころからか夜中に閉めたはずの寝室のドア
が開いているようになった。
女性は気味が悪くなって夜中に試しに起きていた。
すると夜中の2時ごろに突然スーッと押入れの戸が開く音がした。飛び起きてみると押入れの戸のの隙間から男の目が覗いていた。
悲鳴を上げて部屋を飛び出すと後ろから髪をひっぱられた。女性はそれを振り切って近くの交番に駆け込み、事情説明して数人の警察官と一緒にアパートに戻った。
その時すでに男の姿はなく、押入れから大量のゴミと汚れた服が出てきた。
警察官は「この様子だと最低でも2週間は住んでいましたね。君、早くここを引越しなさい。」と言った。
その後女性は管理人付き完全オートロックのマンションに引っ越した。
2008年05月03日
超能力者
テレビにも出演する有名な超能力者がゲーム会社を訴えた。
その会社の発売するゲームに自分を真似たキャラクターが登場しており、肖像権を侵害しているというのである。
法廷で、ゲーム会社の弁護士はこう告げた。
「あなたはこのキャラクターが自分に似ているとおっしゃる。このキャラクターは超能力を使います。もしあなたとこのキャラクターが似ていると言うならば、今すぐここで、陪審員の目の前で、その超能力を使っていただきたい」
超能力者は訴えを取り下げた。
その会社の発売するゲームに自分を真似たキャラクターが登場しており、肖像権を侵害しているというのである。
法廷で、ゲーム会社の弁護士はこう告げた。
「あなたはこのキャラクターが自分に似ているとおっしゃる。このキャラクターは超能力を使います。もしあなたとこのキャラクターが似ていると言うならば、今すぐここで、陪審員の目の前で、その超能力を使っていただきたい」
超能力者は訴えを取り下げた。
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13:24
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2008年05月02日
溺れている女の子
A君とB君が川の横を歩いていると、女の子が溺れていました。
A君は助けようと思い、すぐさま川へ飛び込もうとしました。するとB君がA君の腕をつかみ、必死に
とめました。
「何でとめるんだよ!女の子が溺れてるんだぞ!?早く助けないと…」それに対し、B君はこう言いました。
「おい!よく見ろよ。あの女の子、笑ってるぞ!」
A君は助けようと思い、すぐさま川へ飛び込もうとしました。するとB君がA君の腕をつかみ、必死に
とめました。
「何でとめるんだよ!女の子が溺れてるんだぞ!?早く助けないと…」それに対し、B君はこう言いました。
「おい!よく見ろよ。あの女の子、笑ってるぞ!」
2008年05月01日
オッスオラゴクウ
これは、今から10年以上前の話です。
当時はドラゴンボールZが超人気でした。
その週のドラゴンボールZを見逃すとクラスの話題に
ついていけないほどでした。そんなドラゴンボールZにまつわる
ちょっとせつない洒落にならない話。
ある日A君がいつも通り登校すると今日の給食は
大嫌いな海草入りの煮付けだということが判明しました。
A君は最初から食べる気などありません。ぱっと捨ててそのまま
昼休みに行こうと思っていました。
しかしその日に限ってお残しにはうるさい体育教師が
A君の席の側に座っていました。
A君はすきを見て逃げようと思いましたが、見つかってしまいました。
「お前これ食ってしまうまで帰さんからな!」
A君は居残りの引導をわたされてしまいました。
夕方になれば、ほとぼりも冷めるだろうと期待していたのですが、
あまかった。体育教師は、しっかりホームルームが終わると
同時にA君の教室に現れたのでした。
「さぁ・・・・食ってもらうぞ」
体育教師はそういって器のラップをはがしたのだった・
次の瞬間Aくんは戦慄した。
昼間の煮付けは、発酵し、今にも次の段階へとエボリューション
しようとしていた。
「これを食うのか・・・」
A君は昨日までの自分をうらやましく思いながら
ただただ煮付けを目の前に動けずにいた。
気が付くと、外は暗く、月が出ていた。
「六時半か・・・」
ガラガラ・・・教室の戸が開いた。
「お前!まだ一口も食っとらんじゃないか!」
体育教師だった。
「無理です!こんなの人間の食い物じゃありません!」
断固拒むA君に仕方ないなという表情で体育教師が近づいてきた。
そして耳元でこうつぶやいた。
「おまえ・・・今日が何の日か忘れてないか?・・・」
!!!!A君は、全身の血の気が引くのがわかった。
そうなのだ!今日はドラゴンボールZの日。
「察しのとうりだ・・・あと30分しかないなぁ・・・
お前家まで20分かかるんだろーぎりぎりだなー!」
更に体育教師はまくし立てます。
「見れなかったらやばいよな・・・・明日お前は仲間はずれだな・・・」
その言葉がA君の尻に火を付けました。
「みんなーオラに元気を分けてくれー」
叫ぶと同時に、A君は煮付けを口に流し込みました。その間A君
の頭の中では♪チャーラーヘッチャラー♪が流れていました。
食べ終えたA君は家路を急ぎました。校門をでて、道路を
走っていると体育教師が教室の窓から叫びました。
「ドラゴンボールZ、今日は野球で休みだよー」
そして次の日ショックと腹痛で寝込んだA君は
学校を休み、大好物のカレーとフルーツポンチを食べ損ねました。
当時はドラゴンボールZが超人気でした。
その週のドラゴンボールZを見逃すとクラスの話題に
ついていけないほどでした。そんなドラゴンボールZにまつわる
ちょっとせつない洒落にならない話。
ある日A君がいつも通り登校すると今日の給食は
大嫌いな海草入りの煮付けだということが判明しました。
A君は最初から食べる気などありません。ぱっと捨ててそのまま
昼休みに行こうと思っていました。
しかしその日に限ってお残しにはうるさい体育教師が
A君の席の側に座っていました。
A君はすきを見て逃げようと思いましたが、見つかってしまいました。
「お前これ食ってしまうまで帰さんからな!」
A君は居残りの引導をわたされてしまいました。
夕方になれば、ほとぼりも冷めるだろうと期待していたのですが、
あまかった。体育教師は、しっかりホームルームが終わると
同時にA君の教室に現れたのでした。
「さぁ・・・・食ってもらうぞ」
体育教師はそういって器のラップをはがしたのだった・
次の瞬間Aくんは戦慄した。
昼間の煮付けは、発酵し、今にも次の段階へとエボリューション
しようとしていた。
「これを食うのか・・・」
A君は昨日までの自分をうらやましく思いながら
ただただ煮付けを目の前に動けずにいた。
気が付くと、外は暗く、月が出ていた。
「六時半か・・・」
ガラガラ・・・教室の戸が開いた。
「お前!まだ一口も食っとらんじゃないか!」
体育教師だった。
「無理です!こんなの人間の食い物じゃありません!」
断固拒むA君に仕方ないなという表情で体育教師が近づいてきた。
そして耳元でこうつぶやいた。
「おまえ・・・今日が何の日か忘れてないか?・・・」
!!!!A君は、全身の血の気が引くのがわかった。
そうなのだ!今日はドラゴンボールZの日。
「察しのとうりだ・・・あと30分しかないなぁ・・・
お前家まで20分かかるんだろーぎりぎりだなー!」
更に体育教師はまくし立てます。
「見れなかったらやばいよな・・・・明日お前は仲間はずれだな・・・」
その言葉がA君の尻に火を付けました。
「みんなーオラに元気を分けてくれー」
叫ぶと同時に、A君は煮付けを口に流し込みました。その間A君
の頭の中では♪チャーラーヘッチャラー♪が流れていました。
食べ終えたA君は家路を急ぎました。校門をでて、道路を
走っていると体育教師が教室の窓から叫びました。
「ドラゴンボールZ、今日は野球で休みだよー」
そして次の日ショックと腹痛で寝込んだA君は
学校を休み、大好物のカレーとフルーツポンチを食べ損ねました。

Posted by ドケット at
14:29
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