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2009年06月29日

T君は、現在22才の大学生ですが、高校2年生の時F湖まで歩いていけるところに同級の友達が住んでいて、彼のとこに2人の友達と自分合わせて3人で泊りにいったそうです。

そのF湖は、昔から何人もの人が亡くなられているそうで、あまり地元の人も行かないそうです。

そこへ4人そろってきもだめしに行こうということになり、夜2時ちょっとすぎにF湖まで歩いていったそうです。
そのF湖が見えるか見えないかぐらいのとこで小さな小屋があったそうです。

その中の一人が霊感に敏感なのにもかかわらず、小屋を蹴とばしてみたそうです。


3人が「アホ-、何やっとんや。」と、言った瞬間、3人の中の一人が突然一人でF湖に向かって歩き出したそうです。


みんなでその人を止めようとしたのですが、とてつもない力で3人をひっぱったそうです。


そして湖に落ちる瞬間その人は、「俺、なんでこんなとこにおるん。」と、正気に戻ったそうです。


3人でさっきあったことを伝えると、全然覚えがなかったそうです。


そして家まで4人で帰っていると後ろから人が付いて来る音がしたそうです。


4人で後ろを振り返ると5人の女性がついてくるそうで、近所の人だろうと軽気な気持ちで歩いていたら、音が更に増えたと思って後ろを振り返ると、更に人が増えて20人ほどの女性が付いてきていたそうです。


そしてその瞬間4人で走って逃げたそうです。


何とか家に着いたんですが、2階の窓を開けて下を見ると30人ぐらいの人がみんなこっちを見ていたそうです。
次の朝起きて部屋を見ると部屋の壁じゅうに血が染まっていたそうです。とのことです。   


Posted by ドケット at 12:48Comments(0)怪奇 心霊

2009年06月02日

いわく付き物件

Aさんが大学に合格したので大学の付近に越した時の話らしいのですが。
いわゆるいわく付き物件ってとこに入居したんです。

大家さんからはどんな事件があったのかを聞かない約束で。
かなりの格安で借りれたそうで、Aさんはとても喜んでいたのです。

そして引越し当日、友達のBさんとCさんに手伝ってもらい、そのアパートへ行ったのです。
部屋の間取り図しかみていなかったので不安だったのですが、リフォーム済みなのか、やけに小奇麗な部屋で安心したようです。

しかし、その部屋には似つかない三面鏡がおいてあったのです。
前住んでいた人が置いていったものなのかな? と思って気にせずに捨てることにしました。

3人で抱え外に出し部屋に戻った時、ギョッとしました。
壁には白いワンピースの女が書かれていたのです。
とても綺麗な絵だったのですが、彼女には足がかかれていないのです……。

B「気味が悪いね……」

A「なんで足を書いていないんだろう」

C「気持ち悪いけど壁塗り替えるわけにもいかないし、ポスターでもはっとけ」

Cさんの意見に賛同し、そのワンピースの女に見合う大きさのポスターを貼り付け、また淡々と片付けをはじめました。

そして夜、やっと片付けが終わって引越し祝いをし、気づけば深夜。
Bさんは帰っていきましたが、Cさんは酔いつぶれてしまいました。
二人はすぐ横になり眠りについたのですが……。

Cさんが足に激痛がはしり飛び起きたのです。

C「いってぇ、なんなんだよ」

A「どうした? おい、足」

Cさんの足首には赤い跡がついていたのです。

C「なんかいるよ、この部屋……」

A「まっさかぁ幽霊でもでるっての? とりあえず寝ようぜ。明日朝早いしさ」

C「……おれ、かえる」

びびったCさんは帰ってしまいました。
その日は何事も無く、そして数日たっても何もなかったのです。

後日、Cさんがびびってただけだとからかったりしていました。
そしてしばらくしてこのアパートでの生活になれた頃、Cさんが突然の死を迎えたのです。

死因は事故死だと言うのですがどうも不自然な死に方で、両足がなくなっているというのです。
違和感が残るもののAさんの葬式も終わり、ひさしぶりに部屋に帰ってみると、なにか空気が違っていました。








































部屋を見渡すと、

(ポスターが破れかかっている? いったい誰が……)

そしてその切れ端から、だらりと赤い何かがすじ状に垂れていました。

(そんな、まさか……)

Aさんは覚悟を決めポスターをはがしました。

そこにはワンピースの女が微笑んでいました。
無かったはずの足と、真っ赤に染まったワンピースの中で……。
  


Posted by ドケット at 07:14Comments(0)怪奇 心霊

2009年05月27日

赤いもの

ある男性がホテルに泊まったときのことである。そこは仕事で訪れた見知らぬ土地であり、翌日も仕事があったため早々に床へついたそうです。

その夜、男性は息苦しくて目が覚めました。目を開けると目の前に枕がある。

『あぁ、そうか。知らない間にうつぶせになってたんだな。』

そう思い、目を閉じて再び仰向けになったそうです。すると、何かおかしい。妙な圧迫感を感じて体が動かない。なんだか顔が生暖かい。

『うわ、なんだ!?』と思って目を開けると、すぐ近くに赤いものが見える。


































































































































































































































































































































『何だろう?』それは、あまりに近くだったため最初はなんなのかわかりませんでした。しかし、目が慣れた瞬間、『これは人の唇だ!』と気付きました。

『ということは、誰かが俺のすぐ目の前で俺を覗き込んでるんだ!』

そう思ったとたん、その唇は白い歯を見せてニィィと笑ったそうです。男性はそのまま朝まで気を失っていたとか。
  


Posted by ドケット at 07:11Comments(0)怪奇 心霊

2009年05月23日

なぞなぞ

あるところに若いトラック運転手の男がいました。
男はよく働き、仕事が夜になることも多かったのでした。


会社に戻った日、男は同僚から奇妙な噂話を聞きました。

その話の内容はこういったものでした。

「○○県に向かう峠を夜に通ると、女の子の幽霊がでるそうだ。その女の子の霊は助手席に現れ、運転手に問題をかけてくる。答えられなければ運転手は殺される。問題はついつい間違えてしまうようなものを出してくる。友人の友人に聞いた」

といったものでした。
男は同僚の話を単なる都市伝説の類だと馬鹿にして、この話を信じようとしませんでした。


何日かして、男に○○県に向かう仕事が回って来ました。
しかも、他の仕事もこなさなければならない為、向かう時間はどうしても夜になりそうでした。


案の定、○○県へ向かうのは夜になってしまい、男は例の峠に差し掛かっていました。


しばらく走っていると、男は突然全身に鳥肌が立ってしまいました。
前の道を見ていた視界の中に異常なものが見えてしまったからです。


自分の隣、つまり助手席に女の子が座っている……! しかもこちらをじーっと見つめている!
男は恐怖にかられ助手席を見ることができませんでした。


すると、「ねぇ……」という小さな声が男の耳に聞こえてきました。

男はもう泣きそうになりながら「な……何?」と答えました。

「遊んでくれる?」


と女の子は聞いてきます。怖い……! 怖い!
男は言われるがままについ、「い、い、いいよ」と答えてしまいました。




女の子はクスクスと笑うと「じゃあ、なぞなぞね? 間違えたらだめだよ?」と言いました。

男は、しまった! と思ったのですが時既に遅かったのでした。



「りんごとバナナとスイカを載せたトラックが、ある山道を走っていました。やがてカーブに差し掛かりました。さて、何を落としてしまったでしょうか?」

男は振るえながらも内心助かったと思いました。なぜならこの問題を聞いたことがあったからです。























































































































































男は「ス、スピード!」と答えましたが、女の子はこう言いました。

「ふふ、残念ハズレでーす。正解はねえ











“いのち”だよ……」
  


Posted by ドケット at 08:53Comments(0)怪奇 心霊

2009年05月07日

踏み切りの女の子

ある女性が踏切を渡ろうとするとサイレンがなり遮断機が下りた。その女性は素直に電車が通過するのを待とうと思ったが一人の女子中学生が無謀にも遮断機をくぐり電車が来る前に急いで渡ろうとした。

サイレンが鳴ってから電車が来るまでは結構時間があるため余裕の表情で歩き出したが途中で線路の隙間に足が挟まり、身動きが取れなくなってしまった。

女子中学生はかなり焦った様子でもがいていたがなかなか脱出できない。電車が近づいて来ているため助けにも行けずついに…

中学生の女の子は、『死にたくないよ~』と絶叫し、女性はとっさに目を背けた。

女性は恐る恐る目を開けるが電車は何事もなかったように通過していった。さっきまで線路でもがいていた女の子の姿はなく、電車にはねられたような形跡も見当たらない。

ふと女性が線路脇の方に目をやるとそこには花と線香とお菓子とぬいぐるみが備えられていた。

女性が見たのはきっとこの踏み切りで亡くなった女の子の霊だったのだろう…
  


Posted by ドケット at 10:37Comments(0)怪奇 心霊

2009年04月29日

ノック

ある高校生が受験のため部屋で猛勉強していたら夜中の二時頃に誰かが部屋のドアをコンコンとノックした。

『○○、夜食持ってきたからドア開けなさい』母親だった。○○クンはちょうど区切りの良いところで休憩したかったので、

『そこに置いといてくれ』

と言うとお母さんはトントンと階段を下りていった。

一時間後。また誰かが部屋をノックした。

『○○、おやつ持ってきたからドア開けなさい』やはり母親だった。

○○君はいい加減イライラしてきて、『オヤツなんていらねーよ!何回もノックすんな!』と叫んだ。すると、

『うるさい!いいからここ開けなさい!!開けろっ!開けろおぉぉ!!!!』

とキチガイのように母親が怒鳴り始めた。○○君は母親のかなりの迫力にビビってドアを開けようとしたがなんだか嫌な予感がしたため結局開けなかった。すると今度は涙声で、

『お願い……○○…ドア開けてぇ…お願いだから』と懇願してきた。

○○君が、『しつこいって!いい加減寝ろよ!』と言うと母親は『チッ』と舌打ちをして階段をトントンと降りていった。もはや勉強をする気が起きなくなった○○君はそのまま布団に入った。

翌朝、母親に昨日の文句を言うと、

『おかしいわね。昨日はあんたに夜食を持って行ったらすぐ寝たわよ。オヤツなんてしらないし』

  


Posted by ドケット at 15:26Comments(0)怪奇 心霊

2009年04月24日

一人多い

大学生のAは人をからかうのが好きで、例えばレストランに仲間4人で入り、店員が「4名様ですね~」と言うとAは「良く見ろよ、5人だろ~!」と言って脅かすのだ。 けっこうしつこくやるので、Aには本当に何か見えるんじゃないかと思うけれど、Aは人の反応を見て「うそだよー」とゲラゲラ笑う。
まわりの友達もなんども注意するけど一向にやめないのだ。





いつも仲間とつるんで飯を食べていたAは、たまには一人で食べようと、近くのファミレスに入った。Aは窓際の席に座った。 ウエイトレスが来て水の入ったコップをAの前に置いた。 そしてAの向い側にも置いた。誰もいないのに。Aは「あれ?」と思った。
「もしかしたらここに先に誰か座ってたのかも。それかウエイトレスが単に間違えたんだ。誰か来たらそのときどけばいいさ。」



ウエイトレスがオーダーを取りに来た。Aはナポリタンを注文した。 店には他の客はいなくなってしまったので、Aはやっぱり水はウエイトレスの間違いだと思った。 しばらくしてナポリタンがAの前に置かれた。




そしてAの向い側にも‥。Aは激怒してウエイトレスに言った。
「なんでオレ一人しかいないのに、2つも出すんだ!?」
ウエイトレスはびっくりして
「あれ?さっきは二人いたのに。」
レジにいた店員もAと入って来たのは二人だったと言う。 Aは非常に憤慨して店を出てしまった。Aは怒りつつも自分がいつもやっているいたづらをやり返されたようで、もうこんなたちの悪いことは止めようと心に決めた。 しかし、それが始まりだった。Aが店に入ると今度は店員の方が必ず一人多く間違えるのだ。それは、始めての店でも、旅行先の店でも、誰と行っても。満員電車の中にもかかわらず、Aの前だけ一人分空くようにもなった。
「もう一人の誰かがオレについてくる‥」
Aは外にでられなくなった。ノイローゼ気味になり、体重も減り、別人のようになってしまった。

数カ月もAはその生活を続けていた。
外にでられない、という事ではなく、「もうひとりの誰か」と接しないという生活である。
Aはこんなに時間がたったんだから、もう「誰か」はどこかへ行ったかもしれないと思い、久しぶりに外を歩いてみた。久しぶりの外は気持ちよかった。 Aはそのままレストランに入った。レストランの中はわりと人もいて、明るい感じだった。Aは普通の席はまだ少し抵抗があるので誰もいないカウンターに座った。 自分がなんでこんなことで悩んでいたんだろうと思わせるくらいすがすがしい気持ちだった。




「いらっしゃいませ」
店員がカウンターのAの前に水を置いた。 そしてAの横にも、その横にも、その横もその横もその横も水を置いたのだった‥‥!

  


Posted by ドケット at 20:55Comments(0)怪奇 心霊