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2007年10月31日

バスの中で

会社帰りのバスでの出来事。

私は乗車中にウォークマンを聴いているとそのまま寝てしまい、降車するバス停を
乗り過ごしてしまうことがたまにある。

その日も起きているつもりが、いつの間にか寝てしまった。しかし唐突に、まるで
人に起こされるかのようにガバッっととび起きた。

金縛り状態から無理矢理脱出するようなあの感じ。

瞬間我に返り、あ!また乗り過ごしたか?って思ったら、幸い
まだ降りるバス停の2つ手前だった。

次のバス停では、けっこう人が降りていく。

俺はその背中をボンヤリ眺めながら、ああ次降りなきゃって眠いのを我慢していた。

バスが走り出した途端、真後ろの席で女性(声の様子で)が喋りだした。

「・・で・・・おねがい・・ね・・でね・・・ね・・おねがいしますね・・ね・」

携帯か・・って思った。私は携帯のお喋りがきこえるのが余り好きではない。

ただ俺の住んでいるところは東京の田舎だから、バス停からさらに遠い人は、降り
るバス停が近づくと携帯で家に迎えの要請をすることが多い。

次が降りるバス停だから、私は降車ブザーが鳴るのを待った。
いつも降車ブザーを
自分で押さないタチなのだ。でも誰も降りないらしく、いっこうにブザーが鳴らな
い。後ろの女性は相変わらず喋っている。
声のトーンはますます下がり何を言って
いるかはわからない。俺は少しだけムッとしていた。

仕方がないので自分で降車ブザーを押そうと手を伸ばしたその瞬間、ハッキリと
「お前にだよ」と言って声が止んだ・・・・。

ん?と思って振返ると、乗客は私だけだった・・・  


Posted by ドケット at 12:34Comments(0)都市伝説

2007年10月30日

ヨーウィー

ヨーウィーとは、オーストラリアの先住民アボリジニーの間で古くから伝わる獣人の事です。

この生物の目撃例は実に3000件を超えており、身長1.8~3m程で、全身が毛むくじゃらで、首が殆ど無く、腕が長くて筋肉質で、直立二足歩行するそうです。

ヨーウィーという呼称が使われる様になったのは、比較的最近の1970年代に入ってからだそうで、そもそもオーストラリアには、先住民であるアボリジニーが「ガバ」と呼んで恐れる怪物がいたそうです。

ガバは「悪魔の穴」と呼ばれる洞窟に住んでいるとされていたそうで、19世紀に移住してきた西洋人達は、全身に毛の生えた怪物がニューサウスウェールズ地方に出ると噂し、まんま「Hairy man」等と呼んでいたそうですが、いつしか「Yahoo」と呼ぶ様になったそうです。

これは、アボリジニーの言葉での「邪悪な霊」、「悪魔」等を示す言葉に由来したという説もありますが、実際には、1726年に作家のジョナサン・スウィフトが書いた『ガリバー旅行記』に登場する野蛮な亜人、「Yahoos」からとられたのではないかとも言われています。

そして、「Yahoo」から「Yowie」にとって変わったそうです。

ヨーウィーの最も有名な目撃例は、チャールズ・パーカーという人物によるものでしょう。

1912年11月10日、パーカーは、シドニーから測量の為に、ニューサウスウェールズ州南部のクーナバラブランにある山脈沿いの密林でキャンプをしていたそうです。

既にこの頃、巷では毛むくじゃらの怪物の噂が流れており、彼もそれを耳にしていたそうですが、信じていなかったそうです。

ところが、キャンプ2日目の夜、パーカーは奇妙な獣の鳴き声を聞き、周囲の様子を伺っていると、焚き火から20m弱の場所に、巨大な人の様な生物を発見したそうです。

その生物は、頭がやけに小さく、大きな目が窪んでおり、2本の牙が生えていたそうですが、顔は人間的に見えたそうです。

また、全身が褐色の毛で覆われ、背中と肩の毛が特に長く、脛が異様に短い割には、腕が異様に長く、手足が大きかったそうです。

その生物は、その場にしばらく唸りながら直立し、体を震わす度に毛が揺れ、やがて胸を叩くと、闇の中に走り去っていったそうで、画像は、後にパーカーが記憶をもとに描いた生物のスケッチです。

また、1980年4月には、ネットロス・フィールズという町に住むレオ・ジョージという人物が、自宅近くで林の中へ去る身長2m程の毛むくじゃらの生物を目撃し、同時に30cm程の足跡が残っている事に気づき、近くにはその生物が捕食したと思わしき、ズタズタに引き裂かれたカンガルーの死骸が転がっていたそうです


  


Posted by ドケット at 12:09Comments(0)U M A

2007年10月29日

ひょっとこ

ある会社員3人組が倉庫整理をしていると赤い木箱を発見する。

三人は中に何が入っているのか興味津々。早速あけてみると中には「ひょっとこ」のお面が入っていた。一人がそのお面を取り出し着けてみると見ていた二人は大ウケ。

調子に乗って奇妙な踊りを始めたため倉庫内は爆笑の渦に包まれた。

踊りはさらにエスカレートし男は倉庫から飛び出し会社の外に出る。

さすがにやりすぎだと思った二人が追いかけるとさっきまで踊っていた男の動きが明らかにおかしい。

顔には間抜けなひょっとこの面が着いているため楽しそうに見えるが踊っていると言うより、もがいているように見える。

急いで面を外そうと近寄ると男はその場に倒れこみ、面が外れる。倒れた男の顔を見て二人は絶句した。

この世のものとは思えないほどの苦痛の表情で目鼻から大量の血を流していたのだ。急いで救急車を呼んだがすでに手遅れだったと言う。
  


Posted by ドケット at 11:23Comments(0)都市伝説

2007年10月28日

ケーキ

一人暮らしの若い女の人が体験した話。

女の人が住んでいるアパートの隣には貧しい親子がいた。

どうやら母親と小さな女の子の二人暮らしのようだった。

ある日、隣の若い母親がケーキをおすそ分けしてくれた。

甘い物が好きだった女の人はその日の内にケーキを平らげた。

しかし、ケーキを食べた後に体の調子が悪くなり救急車で運ばれた。

診断結果は毒物を飲んだ事による中毒症状だったその後に刑事がやって来て、彼女に隣に住んでいた親子が無理心中した事を聞かされた。

毒入りのケーキを食べて死んだとの事。

無事に退院し、アパートに帰ると一通の手紙がドアに挟んであった。

手紙の内容は借金と育児によるストレスで自殺をしようとしたが娘と二人だけで死ぬのが淋しかったと書いてあった。

しかし、最後の1行には赤い文字でこう記してあった。



「この手紙を読んでいるって事は・・・」
「お前は生き残ったって事だな!!」  


Posted by ドケット at 12:07Comments(0)都市伝説

2007年10月27日

お買い物

ある主婦の方の話です。

 まぁ、見えてしまう方ですが、先日ママチャリで近所のスーパーへ行ったそうです。

その日、彼女は疲れていました。それで買い物の帰りにいつもは通らない原っぱを、
 うっかり通ってしまったそうです。

 ズンと肩に何かが乗るのが分かりました。

「あ、拾った・・・・」と思ったそうですが、もともと疲れていたので払う気力がありませ
ん。

 疲れはどんどん酷くなります。

 彼女は喫茶店で一服する事にしました。

 ファッション雑誌を読んでいると、買い物の袋から視線を感じます。

 覗いてみるとキャベツの玉が若い男の生首に変わっていました。それは半ば腐ってい
たそうです。男は彼女と目が合うと「ケタケタ」と笑ったそうです。

 彼女は雑誌を丸めると、男の目玉にぐさりと差し込みました。

 男は悲鳴を上げて消えました。

 彼女は男の声が大きかったので店内を見回しました。幸い聞こえる人はいませんでし
た。

 キャベツの玉は腐っていました。

 彼女は太いため息をつきました。

 で、どう言ってキャベツをスーパーで取り替えてもらうか考えたそうです。
 主婦の鑑ですね。
  


Posted by ドケット at 08:01Comments(0)怪奇 心霊

2007年10月26日

レユニオン島事件

1968年7月31日の午前9時頃、インド洋にある仏領レユニオン島のラ・プレーヌ・デ・カーフルという平野のアカシアの森の中の小さな開拓地で、農夫のリュス・フォンテーヌ(当時31歳)は、屈んでウサギの餌用の草を取っていた。

すると突然、直径約5m、頂上から底部まで約2.5mの卵形の飛行物体が現れたそうだ。

その物体は、フォンテーヌから25m程の距離の所で地上から4~5mの高さに浮かんでいたそうだ。

物体の両端は濃青色で、中央部は明るく透明で、上下には輝く金属ガラスの様に光る脚が2本ついていたという。

物体の中央には背を向けて2人の人物が見え、左側の人物がフォンティーヌの方へ顔を向けた。

その人物は身長90cm位で、まるでミシュランマンの様な、全身タイヤを繋ぎ合わせた感じのスーツを着ていたそうだ。また、頭部正面はヘルメットの様に見えたという。

すると2人はフォンテーヌに背を向けたかと思うと、突然強烈な閃光が起こり、周囲の全ての物が白くなったという。

そして高熱が放たれ、疾風が起こると、数秒後には何も無くなっていたそうだ。

その後フォンテーヌは帰宅し、一部始終を妻や憲兵に話し、数日後、サンピエールのマルジャン隊長の手で現場の調査が行なわれる事になり、市民保護係のルジュロ係長が放射能測定器を使用した結果、物体が浮いていたと言う5、6mの範囲内にある程度の放射能を発見し、事件の日にフォンテーヌが着ていた衣服にもそれが発見された.

その衣服は、物体に面していた部分のみが放射能を帯びていたそうだ。

また、ルジュロ係長によれば、草や小石等の8個所が放射能を帯びており、6万分の1レントゲン線量を検出したという。

また、レユニオン島と隣りのモーリシャス島でも、別な目撃事件が複数発生しており、6月にUFOが飛行しているのが見られたそうだが、それはフォンテーヌの見た物体に似ていたと言われている。

ちなみに、このスケッチはフォンテーヌとの合作で、『ジュルナル・ド・ジル・ド・ラ・レユニオン』(レユニオン島新聞)の画家ジェ-ラール・ビエドノワールが現場で描いたものだそうだ。

  


Posted by ドケット at 10:39Comments(0)U F O  異星人

2007年10月25日

三面鏡

Mさん夫妻に待望の子が授かった。男の子だった。

 お参りの時、神主さんに「この子は大変な子供だから、目を離さず大切に育てて下
さい」と言われたのは気になったそうだが、大変おとなしく利発に育った。

 おとなしすぎる位で、容貌からも女の子と間違われる事が多かった。

 三歳の頃から奇妙な一人遊びをはじめた。

 Mさんの嫁入り道具に豪華な三面鏡があったのだが、この子は鏡台に立ち、三面鏡
を閉じて中に入ってしまう。

 丁度三面鏡で三角の空間を作りその中に立つのだ。

 これをすると小一時間は無言でじっとしている。

「なにが面白いの?」と尋ねると、「いっぱいいるもの」と答えたそうだ。

 Mさんは流石に中には立てないので顔だけ突っ込み、真似をしてみた。合わせ鏡の
原理で自分の顔が無限に見える、だんだん青みがかり何重にも写る自分に半ば畏れを
抱いたが、子供には面白いのかもしれないと考えていた。

 ある日、Mさんが洗濯物を干していると、鏡台に立つ子が見えた。

 楽で良いわね・・・・・などと思っていたが、唐突に心臓を鷲掴みにされる恐怖を覚え
た。「気をつけなされ!」老人の声が頭に響いた気がした。

 慌てて部屋に戻った。三面鏡は三角を形取っている。

 が、気配はなかった。

「Kちゃん・・・・・」鏡を開くと無人だった。

 Mさんは恐怖から声を張り上げた。

「Kちゃん、どこにいるの返事をしなさい!」

「は~い」

 返事は聞こえた。それがMさんをさらに恐怖に陥れた。声はMさんの頭の中でし
た。

「Kちゃん! どこにいるの? ふざけていないで、出て来なさい!」

 生まれて初めて出す、恐怖の絶叫だった。

 その時、閉めてあった洋服タンスに気配が生まれた。洋服タンスは中から押し出さ
れるように、バンと開いて、Kちゃんが転がる落ちた。

 火がついたように泣いた。

 洋服タンスには許容量一杯に服が入っている。Kちゃんが最初からそこにいたら、
気配すらしないなんて事はありえなかった。

 Kちゃんは「ママが悪い」と泣く。

 要約すると、鏡の中で遊んでいたのにママが出口を無くしたので洋服タンスから慌
てて出たから、転んだのだと言う。

 Mさんは開いた洋服タンスの戸を見た。そこには小さな鏡があった。

 Mさんは三面鏡を処分した。

 神主の薦めで家の全ての鏡にお札を貼った。
 
 話し終えたMさんは左肩をめくって見せた。五芒星の焼き印が小さくあった。
「あの子にもあるのよ」

「・・・・・封じ?」


 そう尋ねると「神隠しのね」とうなずいた。

  


Posted by ドケット at 12:16Comments(0)怪奇 心霊