2008年02月16日

留守電メッセージ

6月の終わり頃、アパート暮らしの大学生が、腐乱死体の状態で発見されました。
兄の勝巳さんが呼ばれ、身元確認に続いて、留守電のメッセージが再生されました。

3月14日-母親から思い出話、途中で切れる。
3月16日-友人から旅行の誘い。
3月21日-父親から祖父が会いたがってる旨。
4月25日-友人から大学に顔を出せと。
5月1日-母親から勝巳に連絡しろと。

そこでテープが終わり、
「ご両親からの電話はいつも深夜2時過ぎですな」
と刑事がつぶやくと、勝巳さんがうなずいてから言いました。













「両親は、僕らが小さい頃に死にました…」


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Posted by ドケット at 12:16│Comments(0)怪奇 心霊
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