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2007年05月04日

河童

UMAか?それとも妖怪か?
河童の知名度は抜群です。UMAに興味があろうとなかろうと、「河童」という名前を聞いたことがない人は、日本にはいないといっても良いでしょう。
ただし、河童の一般的なイメージは「UMA」というよりは「妖怪」です。「実在する生物」ではなく、あくまで「想像上の生物」ととらえられている傾向があります。
二足歩行し、背中には大きな甲羅を背負い、鳥のように尖 (とが) ったクチバシ、おまけに頭に意味不明のお皿と、すさまじい姿をしており、とても実在するとは思えません。
しかし、現在に至っても、ときおり河童の目撃情報が報告されています。これはいったいどういうことでしょう?
既知動物の誤認か?
河童の姿に似ている既知の生物はいませんが、それでも既知動物の誤認説があります。カワウソを誤認したものではないか?というものです。
泳いでいるカワウソを見ても、とても河童に誤認するとは思えません。しかし、これがひとたび水から上がり、後肢で立ち上がって毛繕 (けづくろ) いなど始めると、これが不思議なことに「小柄な人間」らしく見えるのです。
日も暮れる頃、遠目でこのシルエットを見た昔の人は、河童と誤認したかもしれません。
それに加え、巨大なスッポンを目撃した人が、これまた河童を見た、と報告すれば、カワウソにさらにスッポンの特徴を付け加えることになり、現在の河童のイメージが出来上がっていった可能性も否定出来ません。
「河童のミイラ」なるものもいくつか存在しますが、調査されたものは既知の動物のミイラや骨に細工を施 (ほどこ) したもので、河童と断定されたものは残念ながら存在しません。

~ 河童の実在性 ~

河童の誤認候補としてもっとも可能性の高かったカワウソ (ニホンカワウソ) はおそらく絶滅したものと考えられています。自然破壊と乱獲により、ニホンカワウソもあっけなく日本から消えてしまいました。
ニホンカワウソの絶滅と河童の目撃情報の激減は、関係がないとは言い切れないでしょう。
河童がUMAか妖怪か、それは分かりませんが、現在ではニホンカワウソ自体がUMAとなってしまったことは間違いありません。
  


Posted by ドケット at 08:32Comments(0)U M A