2008年11月14日

占い

ある若い女性が占い師に占いをしてもらったところ、近いうちに実家に帰ると必ずいい事が起きると言われた。

彼女はこの話を聞くと喜び、次の長期休暇を利用して数年ぶりに実家に帰った。ところが、この休暇中に彼女は実家で倒れ、そのまま亡くなってしまったのである。

 これで収まらなかったのは彼女の親友である。

占い師の言うとおり実家に帰ったのに、いい事が起こるどころか死んでしまったのだからこれも無理はない。

彼女は例の占い師を探し出すと、インチキで無責任な占いをしたことを責めた。

するとその占い師は、ため息混じりでこう答えたのだ。





















































 「私にはあの娘の命がもう長くないことがわかっていたんだ。だから、死の間際ぐらい家族水入らずで過ごしてもらいたいと思ってあんな嘘をついたんだよ」


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Posted by ドケット at 16:10│Comments(1)都市伝説
この記事へのコメント
満点!
Posted by kotoha at 2008年11月14日 20:07
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