2007年10月02日

きのこ

ある日女の子がたくさんのきのこを持って家に帰ってきた。お母さんが「わあ!すごいわねぇ!どこで採ってきたの?」と聞くと女の子は
「森の奥の方に人型にビッシリ生えてたよ!近くに靴も落ちてた。」
女の子の話が少し気になったがお母さんはさっそく味噌汁にきのこを入れて夕食に。
近所の山に詳しい人に聞いたが毒キノコでは無いという事だったので安心して口に運ぶとこれが実においしい。

「ねえ。このきのこまだ残ってるかなぁ?」

次の日。欲が出てきた母親は女の子を連れて森に入った。しばらく歩くと女の子が「あったよ!あそこの木の下!」

女の子が指差した方向に急いで駆け寄ると確かにきのこがビッシリと生えている場所があった。しかも女の子が言った通りきのこが生えている一帯が人の形をしている。女の子がおぼつかない手つきできのこを採ろうとすると「どきなさい!こうするのよ!」と言ってきのこの株を根元から一気に引き剥がした。

きのこに下には腐敗した死体が横たわっていたと言う。


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Posted by ドケット at 08:13│Comments(0)都市伝説
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