2007年07月12日
フーファイター事件
第二次世界大戦の末期、ドイツ上空に無気味な光を放つ小型の飛行物体が頻繁に出現しました。
典型的な目撃ケースは、1944年11月23日午後10時すぎ、ドイツ、ライン河の上空で発生した事件です。
アメリカ第415野戦戦闘機中隊パイロットのエドワード・シュルター大尉は、編隊を組み、超スピードで飛行する8~10個の火球に遭遇しました。
さらに、同中隊は11月27日、また12月22日、24日と相次いで同様の火球を目撃しました。
この小型の物体は赤やオレンジ、白と様々に変光したり、突然消えたかと思うと現れたり
、あるいはまたビーズ玉が空中にぶらさがっているかのごとく滞空したりしました。
パイロットたちは、単体や集団で出現するこれらを「フーファイター」(炎の戦闘機)と呼んで恐れおののいたといいます。

第二次世界大戦中、ドイツ上空で連合軍のパイロットたちに目撃された
「フーファイター」(炎の戦闘機)と呼ばれる奇妙な球体。
ナチスの新兵器だと噂され、兵士たちを恐れさせました。
●当初、アメリカ軍ではパイロットたちが長く続く戦闘で視神経をやられ、幻覚を見たのではないかと考えました。
しかし、同様の報告が1ヶ月以上にわたって数多く寄せられるにおよび、慎重に検討せざるをえなくなりました。
そして、これはドイツの秘密兵器ではないかという結論に至ったといいます。
あの「V兵器」を開発したドイツのことだから、当然ありうるだろうという判断だったといいます。
●事件をかぎつけたマスコミは、これを大々的に報じました。
例えばイギリスの『サウスウェールズ・アーガス』紙(1944年12月13日付)は、次のように記しています。
「ドイツが秘密兵器を生みだした。これは明らかに防空上の兵器だ。」
「クリスマスツリーに飾るミラーボールそっくりのこの兵器を、ドイツは単体もしくは集団で空中に浮遊させている。色は透明感のある銀色だ……」
一方、『ニューヨーク・ヘラルド・トリピューン』紙(1945年1月2日付)も、
「この怪飛行物体はフーファイターと呼ばれており、ナチスがドイツ上空に出現させた新兵器だ」と報じました。

Posted by ドケット at 11:31│Comments(0)
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