2008年11月14日
占い
ある若い女性が占い師に占いをしてもらったところ、近いうちに実家に帰ると必ずいい事が起きると言われた。
彼女はこの話を聞くと喜び、次の長期休暇を利用して数年ぶりに実家に帰った。ところが、この休暇中に彼女は実家で倒れ、そのまま亡くなってしまったのである。
これで収まらなかったのは彼女の親友である。
占い師の言うとおり実家に帰ったのに、いい事が起こるどころか死んでしまったのだからこれも無理はない。
彼女は例の占い師を探し出すと、インチキで無責任な占いをしたことを責めた。
するとその占い師は、ため息混じりでこう答えたのだ。
「私にはあの娘の命がもう長くないことがわかっていたんだ。だから、死の間際ぐらい家族水入らずで過ごしてもらいたいと思ってあんな嘘をついたんだよ」
彼女はこの話を聞くと喜び、次の長期休暇を利用して数年ぶりに実家に帰った。ところが、この休暇中に彼女は実家で倒れ、そのまま亡くなってしまったのである。
これで収まらなかったのは彼女の親友である。
占い師の言うとおり実家に帰ったのに、いい事が起こるどころか死んでしまったのだからこれも無理はない。
彼女は例の占い師を探し出すと、インチキで無責任な占いをしたことを責めた。
するとその占い師は、ため息混じりでこう答えたのだ。
「私にはあの娘の命がもう長くないことがわかっていたんだ。だから、死の間際ぐらい家族水入らずで過ごしてもらいたいと思ってあんな嘘をついたんだよ」
2008年11月09日
ベビーシッター
モントリオールの大きな屋敷で2人の子供の面倒を見るベビーシッターがいたんだ。
ベビーシッターが2階で子供を寝かしつけ下でTVを見ていると突然、電話が鳴った。
受話器をとると不気味な男の声がしたんだ。
「俺はルーシー・モノストーンだ」
と言ったんだって。
ルーシー・モノストーンはその頃はもう殺人鬼としてとても有名だった。
ベビーシッターはいたずらだと思って電話を切ると、またかかってきて同じことを言 う。
ベビーシッターは腹を立てて、オペレーターに電話をして事情を話した。そして、次にかかってきたら電話の相手を逆探知するように頼んだ。
そして、再び電話がかかってきた。
ベビーシッターはオペレーターに言われた通り、電話を長引かせてから切った。
男は
「俺は、ルーシー・モノストーン、たった今どこかのガキを殺したところだ」と言った。
電話を切るとすぐにオペレーターから電話があって、慌てた声で
「今すぐ家を出なさい」とオペレータは言います。
なんと電話はその家の2階からかかってきたって言うんだ。
ベビーシッターが電話を切ってふと振り返ると包丁を血でべっとりと染めた男が立っていた。男は
「俺は、ルーシー・モノストーンだ」
と電話と同じ声で言った。
けれども、ベビーシッターはこう言ったんだ。
「いいえ、あんたは偽物よ、だってあたしがルー シー・モノストーンだもの」
次の日、その家の2階で殺された2人の子供と見知らぬ男の死体がみつかりベビーシッターの姿はなかったって話だ。
ベビーシッターが2階で子供を寝かしつけ下でTVを見ていると突然、電話が鳴った。
受話器をとると不気味な男の声がしたんだ。
「俺はルーシー・モノストーンだ」
と言ったんだって。
ルーシー・モノストーンはその頃はもう殺人鬼としてとても有名だった。
ベビーシッターはいたずらだと思って電話を切ると、またかかってきて同じことを言 う。
ベビーシッターは腹を立てて、オペレーターに電話をして事情を話した。そして、次にかかってきたら電話の相手を逆探知するように頼んだ。
そして、再び電話がかかってきた。
ベビーシッターはオペレーターに言われた通り、電話を長引かせてから切った。
男は
「俺は、ルーシー・モノストーン、たった今どこかのガキを殺したところだ」と言った。
電話を切るとすぐにオペレーターから電話があって、慌てた声で
「今すぐ家を出なさい」とオペレータは言います。
なんと電話はその家の2階からかかってきたって言うんだ。
ベビーシッターが電話を切ってふと振り返ると包丁を血でべっとりと染めた男が立っていた。男は
「俺は、ルーシー・モノストーンだ」
と電話と同じ声で言った。
けれども、ベビーシッターはこう言ったんだ。
「いいえ、あんたは偽物よ、だってあたしがルー シー・モノストーンだもの」
次の日、その家の2階で殺された2人の子供と見知らぬ男の死体がみつかりベビーシッターの姿はなかったって話だ。
2008年11月07日
携帯のカメラ
携帯のカメラの音を消すとぃぅ裏技が出回った。
その内容は
「電源を1回押す、
次に受話器ボタンを1回押す、
1を一回おす、
また1を一回押す、
そして7を一回押す、
そしてしばらく放置する」と言う物である。実際やってみると・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・時報につながるだけだった。
その内容は
「電源を1回押す、
次に受話器ボタンを1回押す、
1を一回おす、
また1を一回押す、
そして7を一回押す、
そしてしばらく放置する」と言う物である。実際やってみると・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・時報につながるだけだった。
2008年11月05日
自作怪談
ある女の子がネット上で自作の怪談を作り流したらしい。
その内容は
『ある公園に行くと男の子がいつもいてね
「あそぼ」って言うんだって。
で、いいよって言うと殺される。やだよって言うと帰れるんだって。』
女の子は何気なく書いたつもりだが、それがネット上で意外にウケた。
そのことに気を良くした女の子は次々にいろいろな自作怪談をネット上で流していた。
そんなある日の夕方、彼女が学校の帰り道に近所の公園によってみると自分が作った怪談と同じように男の子がいたらしい。
その男の子が彼女に「遊ぼ」っていった。
あれっ?と思ったけど、彼女は自分の怪談が現実になるなんて思ってないから軽く「いいよ」っていった。
すると彼女は
自分の話どおりに殺されてしまった。
その内容は
『ある公園に行くと男の子がいつもいてね
「あそぼ」って言うんだって。
で、いいよって言うと殺される。やだよって言うと帰れるんだって。』
女の子は何気なく書いたつもりだが、それがネット上で意外にウケた。
そのことに気を良くした女の子は次々にいろいろな自作怪談をネット上で流していた。
そんなある日の夕方、彼女が学校の帰り道に近所の公園によってみると自分が作った怪談と同じように男の子がいたらしい。
その男の子が彼女に「遊ぼ」っていった。
あれっ?と思ったけど、彼女は自分の怪談が現実になるなんて思ってないから軽く「いいよ」っていった。
すると彼女は
自分の話どおりに殺されてしまった。
2008年11月03日
古い友人
ある女性の家に、真夜中になって突然電話がかかってきた。出てみると、それは高校時代の同級生である。
相手の方は特に用事があるという風でもなく、なぜ突然電話をしてきたのかはよくわからなかったのだが、彼女は懐かしい友の声に喜び、しばらく話をした後に電話を切った。
ところが、その日から毎晩、彼女の家にはこの古い友人からの電話がかかってくるようになった。
話の内容は、いつもとりとめのない思い出話ばかり。最初のうちは懐かしがっていた彼女も、段々この友人の行動にうんざりし始めるようになっていった。
こうした毎夜の電話が二年ばかり続いた後のある日、久しぶりに彼女の母校で同窓会が開かれることになった。
彼女はこの同窓会の席で、もう毎晩の電話はやめてくれないかと例の友人に告げようと決意する。
ところが、同窓会の席にはあの友人の姿が見えない。周囲の人にあの子はきていないのかと尋ねてみると、こんな答えが返ってきた。
「あれ、知らなかった?あの子、二年前に事故で死んじゃったよ」
その日の晩、彼女は電話の前で震えていた。
今まで自分が毎日話していたのは、やはり幽霊であったのだろうか。
いや、もしかしたら誰かのイタズラであるのかもしれない。
そのことを確かめなければ…。
その時、いつものように電話のベルが鳴り出した。
彼女は勇気を出して受話器を握る。電話に出たのは、いつもと変わらない死んだはずの友人の声だ。
「あなた、大丈夫なの?いま、どこにいるの」
彼女の問いに、友人はこう答えた。
「え?あなたの後ろにいるよ」
相手の方は特に用事があるという風でもなく、なぜ突然電話をしてきたのかはよくわからなかったのだが、彼女は懐かしい友の声に喜び、しばらく話をした後に電話を切った。
ところが、その日から毎晩、彼女の家にはこの古い友人からの電話がかかってくるようになった。
話の内容は、いつもとりとめのない思い出話ばかり。最初のうちは懐かしがっていた彼女も、段々この友人の行動にうんざりし始めるようになっていった。
こうした毎夜の電話が二年ばかり続いた後のある日、久しぶりに彼女の母校で同窓会が開かれることになった。
彼女はこの同窓会の席で、もう毎晩の電話はやめてくれないかと例の友人に告げようと決意する。
ところが、同窓会の席にはあの友人の姿が見えない。周囲の人にあの子はきていないのかと尋ねてみると、こんな答えが返ってきた。
「あれ、知らなかった?あの子、二年前に事故で死んじゃったよ」
その日の晩、彼女は電話の前で震えていた。
今まで自分が毎日話していたのは、やはり幽霊であったのだろうか。
いや、もしかしたら誰かのイタズラであるのかもしれない。
そのことを確かめなければ…。
その時、いつものように電話のベルが鳴り出した。
彼女は勇気を出して受話器を握る。電話に出たのは、いつもと変わらない死んだはずの友人の声だ。
「あなた、大丈夫なの?いま、どこにいるの」
彼女の問いに、友人はこう答えた。
「え?あなたの後ろにいるよ」