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2007年12月24日

使用中

深夜の峠道。バイクをかっとばす男と、後ろに乗っている女。

女「ちょっとぉ、スピード出しすぎじゃない?」

男「だーいじょうぶだいじょうぶ。俺のドラテクなめんなよ!」

女「でも酔っ払ってるし、私ノーヘルだし、怖いよぉ」

男「うっせーなぁ・・・アレ、今落ちてたのメットじゃね?」

女「ちょっと急に止まんないでよぉ!」

男「アレ取ってくっから、おまえかぶれよ。つかマジうっせーからおまえ」

女「ったくもう・・・」

男「駄目だった駄目だった。行こーぜ」

女「ヘルメットじゃなかったの?」

男「いや、ヘルメットだったよ。でも使用中だったからさ」
  


Posted by ドケット at 12:26Comments(0)都市伝説

2007年12月23日

酔っ払い

深夜の地下鉄。乗客はまばら。自分の車両に乗っているのは自分のほかはおばあさ
んだけだった。

 ある駅で酔っ払いが両脇を2人の男に支えられて乗ってきた。酔っ払いは座席に座
らされるとだらしなく連れの男にもたれかかって、電車が揺れるたびに崩れ落ちそう
な按配だった。両側の男たちは「しっかりしろ」とか、話掛けていた。

 ふと妙な気配を感じて見まわすとおばあさんが自分を尋常ならざる目で見ていた。
なにか切羽詰った事情があるような感じだが、それがなにかさっぱりわからない。

 次の駅についた。おばあさんは立ち上がって降りようとするが、自分から目を離さ
ない。自分の降りる駅ではなかったが、つられて降りた。

「どうかしたんですか」
とおばあさんに話掛けた。後ろでは地下鉄がホームを滑り出ていく。
「どうかって…あそこにいては危なかったわ。気づかなかったの?」
おばあさんは嘆息した。

「あの真ん中の男の人、死んでたわよ」
  


Posted by ドケット at 11:17Comments(0)都市伝説

2007年12月22日

マジックショー

男はある日マジックのショーを見に行った。

舞台の上で様々なマジックが次々と展開されていった。

マジシャンは舞台の上に大きな箱を出してきた。

そして美女が舞台の上に現れ箱の中に入った。

次にマジシャンは何本かの剣を取りだし、箱に次々と刺していった。

どんどん剣が貫かれていき、最後の剣をマジシャンが刺した。

その瞬間であった。


「ぎぃやあああーー!」

女の物凄い悲鳴が会場内に響き渡ったという。

その直後、会場内の照明が全て消され中は真っ暗となった。

しばらくすると再び照明がついた。

その後マジシャンは何事もなかったようにマジックを再開した。

箱の中からはさっきの美女とは別の女性が出てきたという。

  


Posted by ドケット at 12:27Comments(0)都市伝説

2007年12月21日

プログラマー

あるところに、2階を学生、1階を中年プログラマーが借りている貸家があった。

だが、この2人は、これまでに一度も顔を合わせた事がない。

先に借りていたのは2階の学生だったが、中年プログラマーが下見に来た時は、
学生は帰省しており、引越しの時もまだ帰っていなかった。

そして、ようやく帰ってきたときには中年プログラマーは、
仕事が追い込みの時で、なかなか家に帰れなかった。

そして学生が学校へ行っている間に、中年プログラマーは起床し、
学生が眠りについた頃、中年プログラマーが帰宅するという、
見事なまでのすれ違いを繰り返し、2週間が過ぎた。

中年プログラマーのほうは、このままではまずいと思い、
なんとか学生に挨拶して近づいておこうと思い、
珍しく早く仕事を切り上げられた日に、菓子折りを買って帰ってきた。

2階に明かりがついていて、学生がいる事を確認すると、
階段越しに、「すいません、1階の○○ですが・・・」と声をかけたが返答なし。

2階へ上がって行こうかとも考えたが、向こうは勉強の最中かもしれないし、
その内、トイレや風呂のある1階に降りてくるに違いない。

その時に偶然を装って出くわして挨拶しようと思い、自分の部屋に入った。

しかし、確かに2階から物音が聞こえ、学生のいる気配はするのだが、
その日はついに1階に降りて来なかった。

もしかして自分は避けられているのではないかと中年プログラマーは思った。

そして、その後もすれ違いは続き、中年プログラマーは自分が完全に避けられている事を自覚した。 そんなある日、家の何処からか悪臭が漂い始めた。

1階のあちこちを調べたが、悪臭の原因となるものは見当たらず、悪臭は数日経っても漂い続けた。

「もしや2階で学生が・・・」と一瞬思ったものの、
その前の晩も2階から物音がした事を思い出し、そんなわけは無いと一蹴した。

それでも、臭いが気になるので、学生がいない時を見計らって、
徹底的に調べたところ、天井裏にネズミの死骸が転がっているのが分かった。

それから数日後、今度は不動産屋が何処かへ失踪している事が判明した。

警察が中年プログラマーの会社まで訪れて、話を聞きに来た。

中年プログラマーは不動産屋がいなくなった事すら何も知らなかった為、
警察にはそのように答えたが、このまま放っておくわけにはいかず、
その日はさっさと仕事を切り上げると、家の2階へ上がり、ドアをノックした。

「○○さん、いるんでしょう?」

だが、何の返事もなく、物音もしない。

ドアノブを掴んだが、鍵がかかっている。

その後もノックを続けたが、返答は無い。

ドアを蹴破るわけにもいかず、仕方なく1階へ戻った。

翌日、中年プログラマーが警察へ駆け込み、これまでの事を全て話すと、
警察は、不動産屋が見つかったといい、
飲み屋で知り合った女と意気投合し、誰にも告げずに旅行へ行っていたのだと言う。

そして不動産屋は中年プログラマーの会社へ電話を入れ、迷惑をかけた事を詫びた。

だが、中年プログラマーが一番驚いたのは、2階の学生がつい先ほど引っ越して行ったという事だった。

なんでもその学生が言うには、
1階の住人が引っ越してきてから一度も姿を見せず、生きているのか死んでいるのかも分からない。

そしてなにやら悪臭がしてくる。

そして不動産屋は何処かへ消える。

いい加減怖くなってきたところへ2階へ誰かが上がってきて、
ドアを激しく叩きまくる。

もう恐ろしくて布団の中でガタガタ震えていたんだそうだ。

その学生いわく、「1階の人って本当にいるんですよね?幽霊じゃないですよね?」
  


Posted by ドケット at 14:42Comments(1)都市伝説

2007年12月20日

ベビーシッター

これはアメリカでのお話です。

若いお母さんが、出かけるために子守り(ベビーシッター)を
雇いました。

派遣されてきたのは、移民としてアメリカに渡った外国人女性でした。

英語はカタコトでしたが、婦人は彼女の国の言葉が話せたので問題はなく、早速来てもらうことにしました。


ある日、奥さんはいつものように子守りを呼んで家を出ました。

外出先で時間ができたので赤ちゃんの様子を聞いてみようと
自宅に電話をいれました。

「今、寝てます」
カタコトの英語で子守りは応答しました。奥さんはちらりと
腕時計を見てから、子守りの故郷の言葉でこう言いました。

「そう。じゃあそろそろ起こしておいてくれる?」

「はい。奥さま」

婦人は満足して電話を切りました。

ところが、彼女はたいへんな間違いをしてしまったのでした。

ベビーシッターの国の「起こす」という言葉には、
実はもうひとつの意味があったのです。

「調理する」です。

夕方になって奥さんは帰宅しました。出迎えに出た子守りに言います。

「赤ちゃんは?」

「はい。奥さま」

子守りは台所にとってかえすと、オーブンから取り出した肉をトレーにのせて運んできました。

「奥さま、言い付け通りに、調理しておきました」
  


Posted by ドケット at 11:57Comments(1)都市伝説

2007年12月19日

大きいソーセージ

ドイツのある町にいつも喧嘩ばかりしている肉屋の夫婦がいた。

そしてある時、堪忍袋の緒が切れた夫は妻を殺してしまった。
夫は我にかえったあと、後悔するとともに妻の遺体をどうやって隠そうかと考えた。
そして、事件の証拠となる死体を完璧に処分する方法を考えた。

夫は妻の死体をひき肉にして、それに豚肉・塩・コショウなどを混ぜ合わせ巨大なソーセージにして「スペシャルソーセージ」と称してあろう事か自分の店で売ってしまったのだ。

ところがこの「スペシャルソーセージ」がお客に大うけ。即座に完売してしまった。
夫は客の要望に応えるために、近所の子犬や猫でソーセージを作ったが妻のときのような味が出ない。そうしているうちにも「あのソーセージをだせ!」との客の要望は強まるばかり。
思いつめた夫はとうとう近所の子供をソーセージにしようとして逮捕されてしまった。

  


Posted by ドケット at 12:12Comments(0)都市伝説

2007年12月18日

高級車の黒光り

ベンツ・キャデラックなどの高級車が黒光りしている様子は周りの風景を鏡のように映し出す。しかし鏡と同様ではなく、歪んだ風景を映し出す。

これはとある方から聞いた話です。そしてその方は黒光りした車を見るのが堪らなく怖いという。

その方は葬儀屋に勤務していた。そして霊感がある彼は仕事柄、様々な霊現象に遭遇することも多かったという。

若い女性の葬儀でのことである。若くして亡くなったとうことで家族の方は相当に悲しんでいたという。通夜が終わり、実家から祭儀場に運ぶために霊柩車に仏さんを積もうとしたときに事件は起こった。急に物凄い寒気に襲われ、何か霊的なものが来ているなあと思った。

しかし、彼にはそんなことは日常茶飯事である。なるべく気にしないで仕事に集中するように努めた。しかし今回はいつもとどうもおかしい?そしてふと霊柩車のボディーを見ると、何かが映っているではないか。

悲しみに伏せる親族や友人の列に混じって、白い服を着た人たちが映っている。この世のものではないとすぐに分かった。それは白装束に身を包つつみ、一列に並んでおり皆青白い顔をしてニタニタとにや付いていた。

葬式に不釣合いなその不気味な笑顔には心底ぞっとしたという。できるだけ気に留めないよう努めていたが、汗もだらだら垂れてくるし、腰が抜けそうだった。仏さんを車に積むと、早々と助手席に乗り込み霊柩車の車体を見ないようにした。

葬儀会場に着き、仏さんを下ろそうとしたときにもまだ白い人たちはボディーに映っている。しかし振り返り映っていた方向を確認してもやはり何もいない。

それ、ニヤついた白い人の列は葬儀が終わるまで見え続けた。それからというもの、葬儀の度に霊柩車にそれは映り続けた。

仕事の度に奴等が映るものだから、彼は精神的にも限界になり、彼は葬儀屋の仕事を辞めてしまった。その後、彼は霊柩車を見ないように心がけていた。またあの白い人たちが見えるのではないか?そんな恐怖に怯えながら・・・・・・

そんなある日、恐ろしいことに気づいた。黒いベンツや黒いタクシーにもそれが映るようになっていることを・・・。黒いベンツや黒いタクシーのボディーに映るそれの姿は相変わらずニタニタと笑い、醜く歪んだ姿である。

そしてさらに恐ろしかったのは、亡者の列がだんだんと近くに見えてきているということ・そしてその列の中に自分が葬儀をあげた仏さんたちの姿があることを・・・

しかも若い人や悲惨な死に方をした仏さんばかりである。自分が葬儀に携わったあの若い女性の姿もあった。
「ああ、成仏していなんだ・・・・」
そう思ったという。やつ等は何のために彼の目の前に現れているのか?

いつかは自分をあの列の中に加えようとしているのではないか?・・・・・そう思ったという。

最後に、彼だけがそれを見ているのではなく他の葬儀屋仲間もそれを見ているという。そして因果関係が有るのか分からないが、見た方は事故にあったり亡くなったりと不幸な目に遭った方もいたという。そういうこともあり、因果を恐れ彼は
「あまり話したくなかった」と言った。
  


Posted by ドケット at 12:17Comments(0)都市伝説