2009年03月13日
アイドルK
アイドルKはあるイベントに出たときのインタビューに
こう答えました
「今、ハマってることですか?
最近飼い始めた子犬が超かわいくて癒されてます
私にとって、今
応援してくれてるファンの人たちと
同じくらい大切な存在です」
イベントが終わった後、同じイベントに出てた
同期のアイドルで友達のMが話しかけてきました。
「ああいうことは言わないほうがいいよ」
「え?なんのこと?」
「前に、あなたと同じこと言ってたアイドルがいてね
ファンの人がペットの犬殺したらしいよ」
「え、なんで?なんでそんなことなんの?」
「ファンの人…ていうか犯人にとっては
自分のアイドルがペットにとられた気がしたらしいよ」
「へぇー、気持ち悪い。
でも私には関係ない、だってもともと犬は飼ってないの
いつも決められた、同じ事言うのつまらないから
デタラメ言ってみたかっただけ」
「呆れた」
それから数日後
Kは仕事で遅くなって家に帰ってきました。
玄関に入り靴を脱ごうとすると
足元にメモ用紙が落ちてることに気づきました。
「 Kちゃんへ
嘘ついちゃいけないな。
子犬なんて飼ってないじゃない。
でも安心して、代わり買ってきてあげたから。 」
Kは手紙の内容よりも
家がばれたこと、そして、家の中に勝手に入られたことに
恐怖を感じました
とりあえず今日はマネージャーに連絡して
どこか泊まる場所を用意してもらおうと考えていると
「キャン……」
と子犬の鳴き声のようなものが
部屋の奥から聞こえてきました
とりあえず、どんな犬なのかを見たくなり
電気をつけようと部屋の中に入りました
「キャン!キャンキャン!」
犬はますます、大きな声で鳴き始めました
そして、明かりつくとKの足元によってきたのは
首輪をつけた裸の中年男でした
「キャンキャン!……おかえり……キャンキャン!」
こう答えました
「今、ハマってることですか?
最近飼い始めた子犬が超かわいくて癒されてます
私にとって、今
応援してくれてるファンの人たちと
同じくらい大切な存在です」
イベントが終わった後、同じイベントに出てた
同期のアイドルで友達のMが話しかけてきました。
「ああいうことは言わないほうがいいよ」
「え?なんのこと?」
「前に、あなたと同じこと言ってたアイドルがいてね
ファンの人がペットの犬殺したらしいよ」
「え、なんで?なんでそんなことなんの?」
「ファンの人…ていうか犯人にとっては
自分のアイドルがペットにとられた気がしたらしいよ」
「へぇー、気持ち悪い。
でも私には関係ない、だってもともと犬は飼ってないの
いつも決められた、同じ事言うのつまらないから
デタラメ言ってみたかっただけ」
「呆れた」
それから数日後
Kは仕事で遅くなって家に帰ってきました。
玄関に入り靴を脱ごうとすると
足元にメモ用紙が落ちてることに気づきました。
「 Kちゃんへ
嘘ついちゃいけないな。
子犬なんて飼ってないじゃない。
でも安心して、代わり買ってきてあげたから。 」
Kは手紙の内容よりも
家がばれたこと、そして、家の中に勝手に入られたことに
恐怖を感じました
とりあえず今日はマネージャーに連絡して
どこか泊まる場所を用意してもらおうと考えていると
「キャン……」
と子犬の鳴き声のようなものが
部屋の奥から聞こえてきました
とりあえず、どんな犬なのかを見たくなり
電気をつけようと部屋の中に入りました
「キャン!キャンキャン!」
犬はますます、大きな声で鳴き始めました
そして、明かりつくとKの足元によってきたのは
首輪をつけた裸の中年男でした
「キャンキャン!……おかえり……キャンキャン!」
2009年03月11日
無知な女子高生
電車での女子高生の会話
A「めっちゃ怖い話し聞いた」
その他「何?」
A「一人暮らしのうちのおばあちゃんに電話がかかてってきて出てみたら『お母さん?俺やけど・・・・』って言って、 おばあちゃんが『ヨシカズか?』って聞いたら『うん』って・・・ でも、ヨシカズおじさんって去年、交通事故で死んでるねん」
その他「えぇ~!!怖いーーー!!!それで?」
A「『・・・俺、事故起こして・・・・』って言うから、おばあちゃん泣いてしもて
『もう、事故の事は気にせんでいいから、成仏して・・・・』言ったんやて」
その他「うっわー、怖い~」「せつないーーー」「ほんまにあるんやなぁー、そんな話」
A「めっちゃ怖い話し聞いた」
その他「何?」
A「一人暮らしのうちのおばあちゃんに電話がかかてってきて出てみたら『お母さん?俺やけど・・・・』って言って、 おばあちゃんが『ヨシカズか?』って聞いたら『うん』って・・・ でも、ヨシカズおじさんって去年、交通事故で死んでるねん」
その他「えぇ~!!怖いーーー!!!それで?」
A「『・・・俺、事故起こして・・・・』って言うから、おばあちゃん泣いてしもて
『もう、事故の事は気にせんでいいから、成仏して・・・・』言ったんやて」
その他「うっわー、怖い~」「せつないーーー」「ほんまにあるんやなぁー、そんな話」
2009年03月09日
怪談対策
貞子
テレビを捨てる。
もしくは呪いのビデオと言われているものを見ない
花子さん
「はーなこさん、あっそびましょ」って言わない。
口裂け女
「わたし、キレイ?」
聞かれたら
「おしいっ」
と答える。
キレイじゃない一般人に聞かれた時もこれで大丈夫だと思う。
夜動き出す二宮金次郎像
夜学校に行かない。
赤いちゃんちゃんこ
用を足している時に「赤いちゃんちゃんこ着せましょか〜」と言って服が血で真っ赤になるような殺され方をするので、全裸で用を足す。
テレビを捨てる。
もしくは呪いのビデオと言われているものを見ない
花子さん
「はーなこさん、あっそびましょ」って言わない。
口裂け女
「わたし、キレイ?」
聞かれたら
「おしいっ」
と答える。
キレイじゃない一般人に聞かれた時もこれで大丈夫だと思う。
夜動き出す二宮金次郎像
夜学校に行かない。
赤いちゃんちゃんこ
用を足している時に「赤いちゃんちゃんこ着せましょか〜」と言って服が血で真っ赤になるような殺され方をするので、全裸で用を足す。
2009年03月05日
歯医者
ある日、hは虫歯に気付き、歯科へ行きました。
「〇〇さ~ん どうぞ。」
小太りでコロコロしているhは、ヨッコラショと診察椅子に座り、ヨダレかけみたいな小さなエプロンを着けてもらいました。
すると若い先生がやって来て、
「では、〇〇さん。口笛吹いて下さい。」
と言いました。
「?」と思いながらも、hは一生懸命口笛を吹きました。
短い曲でしたが、何とか一曲吹き終りました。
決して上手くは有りません。それでも一生懸命吹きました。
聞き終ると、先生は一言、言いました。
「〇〇さん……口紅拭いてください」
「〇〇さ~ん どうぞ。」
小太りでコロコロしているhは、ヨッコラショと診察椅子に座り、ヨダレかけみたいな小さなエプロンを着けてもらいました。
すると若い先生がやって来て、
「では、〇〇さん。口笛吹いて下さい。」
と言いました。
「?」と思いながらも、hは一生懸命口笛を吹きました。
短い曲でしたが、何とか一曲吹き終りました。
決して上手くは有りません。それでも一生懸命吹きました。
聞き終ると、先生は一言、言いました。
「〇〇さん……口紅拭いてください」
2009年03月04日
未来からの電話
登録されてない番号から携帯に電話がかかってきた
「もしもし…?」と出ると
「もしもし、失礼だけどお名前は?」と返ってきた
「知らない人に名乗るつもりはありません」
そういって私は電話を切った
よくよく電話番号を見ると自分と同じ番号だった
また電話が鳴った
「よく聞け、信じられないかもしれないがこの電話は過去につながっている
いや、お前から見たら未来につながっている
信じられないなら、自分の番号に電話をかけてみろ」
相手は一方的にそう言って電話を切った
私は自分の番号にかけてみた
「もしもし…?」
「もしもし、失礼だけどお名前は?」
「知らない人に名乗るつもりはありません」
最初の電話と同じ結果になった
いや、正確には、かけ手と受け手が逆の結果になった
私は、もう一度過去に電話をし
「よく聞け、信じられないかもしれないがこの電話は過去につながっている
いや、お前から見たら未来につながっている
信じられないなら、自分の番号に電話をかけてみろ」
この電話が過去につながることを過去の私に教えた
それから数日後、私は競馬場に居た
電話が鳴った
「チクショー!第○レースしくじった!
○-○を買え!万馬券になるぞ!!」
私はそのとおり馬券を買い
私は見事、万馬券を的中させた
それから数日後、また電話がなった
一週間後の私だった
「まだ、競馬の金は使ってないな?
良し!○○の株を買え!ありったけの金でだ!
今、ニュースでやってるんだが高騰する!
お前から見たら一週間後だ」
「わかった。ところで、どうやって
一週間前に狙って電話かけた?」
「ん?そういやそうだな。何でかかったんだろう?
まぁ、その時点に電話をかけたいと思ったからだろう
すでに過去に電話がかかった時点で超常現象だ
こまいこと気にするな!!
そんなことより絶対買えよな」
私は言われとおりに行動し
そして、一週間後に株は高騰した
そんな感じで、私は未来からの電話の指示に従い
どんどん私財を増やしていった
そんなある日、持っていた株が暴落し
私は借金を負うことになった
しかし、私は動じなかった
過去の私に知らせればいいだけのことだ
「今もっている○○の株な、
暴落するから今のうち売っておけ
借金背負うことになるぞ!!」
これで、過去の私が指示通り動けば
借金はなかったことになる
……いつ?
私は、過去私に電話をかけた人たちのことを思い出した
最初に競馬にしくじった未来の私はどうしたのだろう?
最初の株を買えなかった未来の私は?
二人の私は、同一の意識をもつ私ではないようだ
なぜなら、一人は馬券をしくじってるが
もう一人は馬券をとっていたようだったからだ
あの二人はどうしたのだろう?
答えは簡単だ
そんな人は居ない、私が打ち消したからだ
私が馬券を的中させ
最初に競馬にしくじった未来の私は存在しなくなり
株を買い
最初の株を買えなかった未来の私も存在しなくなった
私はそうやって来たのだ
過去の改変は、その時点からの自分の存在を消すことになるのだろうか?
……ということは?
私の存在も過去の私に消されるのだろうか?
しかし、そうするとこの暴落を知らせる者が居なくなるはずだ
いや…ひょっとしたら
過去を変更した時点でそこにプライオリティーが置かれ
その結果だけが残るのかもしれない
5次元世界という言葉が頭を駆け抜けた
しかし、もうどうでもいい
なんだかさっきから意識が白濁してきいる…
存在が希薄なっているのか?
心なしか体透けて……
「もしもし…?」と出ると
「もしもし、失礼だけどお名前は?」と返ってきた
「知らない人に名乗るつもりはありません」
そういって私は電話を切った
よくよく電話番号を見ると自分と同じ番号だった
また電話が鳴った
「よく聞け、信じられないかもしれないがこの電話は過去につながっている
いや、お前から見たら未来につながっている
信じられないなら、自分の番号に電話をかけてみろ」
相手は一方的にそう言って電話を切った
私は自分の番号にかけてみた
「もしもし…?」
「もしもし、失礼だけどお名前は?」
「知らない人に名乗るつもりはありません」
最初の電話と同じ結果になった
いや、正確には、かけ手と受け手が逆の結果になった
私は、もう一度過去に電話をし
「よく聞け、信じられないかもしれないがこの電話は過去につながっている
いや、お前から見たら未来につながっている
信じられないなら、自分の番号に電話をかけてみろ」
この電話が過去につながることを過去の私に教えた
それから数日後、私は競馬場に居た
電話が鳴った
「チクショー!第○レースしくじった!
○-○を買え!万馬券になるぞ!!」
私はそのとおり馬券を買い
私は見事、万馬券を的中させた
それから数日後、また電話がなった
一週間後の私だった
「まだ、競馬の金は使ってないな?
良し!○○の株を買え!ありったけの金でだ!
今、ニュースでやってるんだが高騰する!
お前から見たら一週間後だ」
「わかった。ところで、どうやって
一週間前に狙って電話かけた?」
「ん?そういやそうだな。何でかかったんだろう?
まぁ、その時点に電話をかけたいと思ったからだろう
すでに過去に電話がかかった時点で超常現象だ
こまいこと気にするな!!
そんなことより絶対買えよな」
私は言われとおりに行動し
そして、一週間後に株は高騰した
そんな感じで、私は未来からの電話の指示に従い
どんどん私財を増やしていった
そんなある日、持っていた株が暴落し
私は借金を負うことになった
しかし、私は動じなかった
過去の私に知らせればいいだけのことだ
「今もっている○○の株な、
暴落するから今のうち売っておけ
借金背負うことになるぞ!!」
これで、過去の私が指示通り動けば
借金はなかったことになる
……いつ?
私は、過去私に電話をかけた人たちのことを思い出した
最初に競馬にしくじった未来の私はどうしたのだろう?
最初の株を買えなかった未来の私は?
二人の私は、同一の意識をもつ私ではないようだ
なぜなら、一人は馬券をしくじってるが
もう一人は馬券をとっていたようだったからだ
あの二人はどうしたのだろう?
答えは簡単だ
そんな人は居ない、私が打ち消したからだ
私が馬券を的中させ
最初に競馬にしくじった未来の私は存在しなくなり
株を買い
最初の株を買えなかった未来の私も存在しなくなった
私はそうやって来たのだ
過去の改変は、その時点からの自分の存在を消すことになるのだろうか?
……ということは?
私の存在も過去の私に消されるのだろうか?
しかし、そうするとこの暴落を知らせる者が居なくなるはずだ
いや…ひょっとしたら
過去を変更した時点でそこにプライオリティーが置かれ
その結果だけが残るのかもしれない
5次元世界という言葉が頭を駆け抜けた
しかし、もうどうでもいい
なんだかさっきから意識が白濁してきいる…
存在が希薄なっているのか?
心なしか体透けて……
2009年03月03日
噂を確かめに
今から30年ほど前。北陸地方のとある大学生グループが幽霊が出るという噂を確かめに、肝試しに行くことにした。
噂では、夜中に海岸に行くと、揺れ動く人魂が現れ、不気味な声が聞こえてくる。それを目撃した人は二度と帰って来れないそうだ。
大学生グループは男4人で車に乗り、深夜の海岸へと向かった。車を降り、浜辺をしばらく歩いた。
空は曇っていて月明かりもなく、暗い日本海が不気味だった。
その時、一人の男が遠くの岩陰に人魂が見えたと言い出した。
よく見ると、確かに丸くて白い明るい人魂のような光がゆらゆらと動いている。
そしてその光はすぐに2つ、3つ、4つと増えた。
恐怖と好奇心が入り混じり、もう少し近づいてみた。
すると、闇のなかで人魂の明かりに照らされ、少し黒光りしているまるで影のような人間の姿に似たものが4つうごめいている。
なにやら低い話し声のようなものも聞こえるが、何を言っているかまったく分からない。
幽霊というよりも妖怪や怪物に近かった。
ゆっくり足音を立てずに恐る恐る近づいていったが、一人が木の枝を踏んで音を立ててしまった。
すると、その人魂と黒光りした影はいっせいにこっちに振り向き、気付いた。
そして追いかけてきた。大学生たちは恐怖で必死に逃げた。
怪物は何語か分からない叫び声をあげながらまだ追いかけてくる。
大学生たちはとにかく全力で走り、車まで辿り着き、すぐにエンジンをかけ車を動かした。
その時、ヘッドライトに照らされた怪物の姿が一瞬はっきりと見た。
頭にヘッドランプを付けウェットスーツを着た4人の人間だった。
それから30年ほど経ち、同窓会で4人は再会した。
そして
「あのとき、俺達は〇〇〇に拉致されそうになったんだな」
と幽霊よりも怖い体験を語り合ったのだった。
噂では、夜中に海岸に行くと、揺れ動く人魂が現れ、不気味な声が聞こえてくる。それを目撃した人は二度と帰って来れないそうだ。
大学生グループは男4人で車に乗り、深夜の海岸へと向かった。車を降り、浜辺をしばらく歩いた。
空は曇っていて月明かりもなく、暗い日本海が不気味だった。
その時、一人の男が遠くの岩陰に人魂が見えたと言い出した。
よく見ると、確かに丸くて白い明るい人魂のような光がゆらゆらと動いている。
そしてその光はすぐに2つ、3つ、4つと増えた。
恐怖と好奇心が入り混じり、もう少し近づいてみた。
すると、闇のなかで人魂の明かりに照らされ、少し黒光りしているまるで影のような人間の姿に似たものが4つうごめいている。
なにやら低い話し声のようなものも聞こえるが、何を言っているかまったく分からない。
幽霊というよりも妖怪や怪物に近かった。
ゆっくり足音を立てずに恐る恐る近づいていったが、一人が木の枝を踏んで音を立ててしまった。
すると、その人魂と黒光りした影はいっせいにこっちに振り向き、気付いた。
そして追いかけてきた。大学生たちは恐怖で必死に逃げた。
怪物は何語か分からない叫び声をあげながらまだ追いかけてくる。
大学生たちはとにかく全力で走り、車まで辿り着き、すぐにエンジンをかけ車を動かした。
その時、ヘッドライトに照らされた怪物の姿が一瞬はっきりと見た。
頭にヘッドランプを付けウェットスーツを着た4人の人間だった。
それから30年ほど経ち、同窓会で4人は再会した。
そして
「あのとき、俺達は〇〇〇に拉致されそうになったんだな」
と幽霊よりも怖い体験を語り合ったのだった。
2009年03月01日
タコ焼きの怪
ある夜、おじいさんがタコ焼きを食べたくなり
8コ入りのタコ焼きを買いました。
フタを開けると何故か8コあるはずが7コしかありませんでした。
一度フタを閉じもう一度開けると
全部なくなっていました。
おじいさんは怖くなって
よく見ると
フタに付いていました。
それから少し経った頃
おじいさんは亡くなってしまいました。
お葬式では悲しみいっぱいのおばあさんが
棺おけに入ったおじいさんの顔を小窓から
見つめていました。
『最後におじいさんに触れたい』と思ったおばあさんは棺おけのふたを開けました。
そうすると、驚くべきことにおじいさんがいません。
何が起こったかわからないおばあさんが棺おけをよく見ると
おじいさんはふたについていました。
8コ入りのタコ焼きを買いました。
フタを開けると何故か8コあるはずが7コしかありませんでした。
一度フタを閉じもう一度開けると
全部なくなっていました。
おじいさんは怖くなって
よく見ると
フタに付いていました。
それから少し経った頃
おじいさんは亡くなってしまいました。
お葬式では悲しみいっぱいのおばあさんが
棺おけに入ったおじいさんの顔を小窓から
見つめていました。
『最後におじいさんに触れたい』と思ったおばあさんは棺おけのふたを開けました。
そうすると、驚くべきことにおじいさんがいません。
何が起こったかわからないおばあさんが棺おけをよく見ると
おじいさんはふたについていました。