ヒグドン事件
1974年10月25日、アメリカのワイオミング州ローリンズに、石油掘削業者のカール・ヒグドンは、シカ狩りに訪れていた。
ヒグドンは森林の開拓地で、仲間を連れたシカを見つけ、ライフルを向けて狙いを定め、引き金を引いた。
すると次の瞬間、なんと銃弾が銃の先端からふわりと浮かび上がると、15m程先の地面に静かに落ちたそうなんだよ。
この光景を見たヒグドンは驚いたが、何故だか身動きが出来なくなり、ヒリヒリする様な感覚に襲われた。
そうこうしていると、誰かがヒグドンに近づいてきた。
ヒグドンは、一瞬それが同業者のハンターかと思ったが、よく見ると、その人物は明らかに人間ではなく、肌が黄色で、目は小さく、鼻と唇と顎が無く、大きな歯がむき出しで、顔が喉まで広がっており、額からはアンテナらしき突起物が出ており、手先が尖り、妙にガニ股であったという。
そして、その人物は、ヒグドンにテレパシーで異星人「アウッソ」と名乗り、身長185cmで、体重81.5kgだとも判明した。
ヒグドンはその人物の念力によって、近くに着陸していた立方体の様な形状の物体の中に運び込まれたそうだ。
物体の内部には、彼が仕留めた5頭のシカも運び込まれており、凍りついた状態で近くの部屋に置かれていたそうだ。
ヒグドンは狭い部屋の何かの機械に縛りつけられ、映像を創り出す6本のコード付きヘルメットを被せられ、彼ら異星人達の生まれた惑星を見せられたという。
やがて、ヒグドンが気がつくと、高い回転塔の様なものの中におり、しばらくして異星人達から「帰らせてやる」と言われたそうだ。
その後、捜索隊によって、峡谷の中央で立ち往生しているトラックの中からヒグドンが発見されたそうだ。
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